24/7 Freeeak!

好きなもの詰め合わせ(鬼滅とゴカム)

【鬼滅】柱になった順番は?原作と外伝から読み解いてみた【考察】

※当ページのリンクには広告が含まれています。あらかじめご了承ください。

鬼滅 柱 順番 悲鳴嶼行冥 宇髄天元 冨岡義勇 胡蝶カナエ 不死川実弥 胡蝶しのぶ 煉獄杏寿郎 時透無一郎 伊黒小芭内 甘露寺蜜璃 産屋敷 お館様

2021年10月10日、テレビアニメ「鬼滅の刃2期」放送開始となりましたね!おめでとうございます!まずは「無限列車編」を放送し、その後は「遊郭編」の放送ということで非常に楽しみにしております!

アニメ1期では義勇さん&しのぶさん、無限列車では煉獄さん、遊郭編では宇髄さんとそれぞれ柱が活躍しますが、今後もアニメ制作が続くのであれば「刀鍛冶の里編」「柱稽古編」そして「無限城編」と進んでいくにあたり、これまで活躍しなかった「柱」もたくさん登場してきます。

そこで今回は鬼滅の世界で中核をなす「柱」たちの「柱になった順番」について考察していきます。

原作や外伝の情報から紐解いていきますよ!

注意事項
  • ネタバレしています
  • 23巻まで読み終わっていること奨励
  • 原作・外伝の情報で考察しています
  • ファンブック2の情報は活用しています
  • ファンブック1の情報はあまりアテにしてません

 

 

鬼滅の刃で柱になった順番は?

鬼滅 柱 順番 悲鳴嶼行冥 宇髄天元 冨岡義勇 胡蝶カナエ 不死川実弥 胡蝶しのぶ 煉獄杏寿郎 時透無一郎 伊黒小芭内 甘露寺蜜璃 産屋敷 お館様

まずは結論から。私はこの順番で柱になったと考えています。

柱になった順番
  1. 岩柱:悲鳴嶼行冥(19歳)
  2. 音柱:宇髄天元(16~17歳ごろ?)
  3. 水柱:冨岡義勇(15~17歳ごろ?)
  4. 花柱:胡蝶カナエ(16~17歳ごろ?故人)
  5. 風柱:不死川実弥(16~17歳ごろ?)
  6. 蟲柱:胡蝶しのぶ(15~17歳ごろ?)
  7. 炎柱:煉獄杏寿郎(19歳ごろ?)
  8. 霞柱:時透無一郎(12~13歳ごろ?)
  9. 蛇柱:伊黒小芭内(20~21歳ごろ?)
  10. 恋柱:甘露寺蜜璃(19歳ごろ?)

便宜上、カナエさんも入れています。

明確に「柱となった年齢」が出ているのは岩柱・悲鳴嶼さんのみ(コミックス16巻参照)。残りのメンバーは原作および外伝で描かれている状況から総合的に判断したものです。

※煉獄さんと無一郎くんは逆の可能性もあります。

※青字の人は同い年です。

 

柱になった順番とその理由

鬼滅 柱 順番 悲鳴嶼行冥 宇髄天元 冨岡義勇 胡蝶カナエ 不死川実弥 胡蝶しのぶ 煉獄杏寿郎 時透無一郎 伊黒小芭内 甘露寺蜜璃 産屋敷 お館様

ここからは上記の順番で柱になったと推測する理由を書いていきますね。

前提条件
  • 義勇さんが炭治郎を助けたのは、考察サイト様を拝見して1912年(大正元年)の年末(12月)と仮定しております。
  • そこから2年以上の修行を経て、炭治郎は1915年(大正四年)春頃に最終戦別を突破、鬼殺隊に入隊しているものとします。
  • この記事では数え年で表記しています。
  • 原作者の吾峠先生によると、柱になるまでだいたい早い人で2年、ふつうは5年だそうです。また最終戦別にむけての修行はおよそ1年程度だそうです。
  • この記事で「当代」とは炭次郎が入隊したあとの柱合会議にいる9人の柱のことを指しています。

 

1番目:岩柱・悲鳴嶼行冥

悲鳴嶼さんが一番わかりやすいです。コミックス16巻138話「急転」にて「柱になったのは19のとき」と明確に書かれています。

悲鳴嶼さんが19歳のとき、4つ下の宇髄さんが15歳(このころはまだ忍だと思います)、6つ下の義勇さんが13歳(最終戦別時)ですので、当代では一番先に柱となっています。

この時点の同僚・炎柱は煉獄槇寿郎さんです

ちなみに悲鳴嶼さんは当代で27歳、寺で生き残った少女・沙代は14歳です。

沙代が4歳のときに寺が鬼(獪岳の手招き)によって襲われており、10年前の事件だと推測できるため、悲鳴嶼さんが投獄されたのは17歳だとわかります。

また、18歳でお館様に助けられたことも16巻に記載されています。

 

 

2番目:音柱・宇髄天元

まず、宇髄さんは原作10巻87話「集結」にてこんな風に話しています。

忍は存在する。姉弟は九人いた。十五になるまでで七人死んだ。生き残ったのは俺と二つ下の弟のみ。

次にファンブック2の情報ですが、こう書かれています(意訳しています)。

兄弟のうち3人は10歳に満たないうちに過酷な修行で死亡。その後、覆面修行中に2人を殺してしまい、それが自分の妹や弟だったことに気が付く。残ったのは二つ下の弟だけ。天元はうろたえて嫁をともない里を抜けた

この二つの情報を総合すると(天元の家は15歳で結婚するため)15歳で忍の里を抜けたと考えてよいでしょう。

また、実弥さんが柱になる際(19巻)には柱合会議に参加しています。そこに17歳で亡くなったカナエさんがいることを考慮しても、(宇髄さんはカナエさんよりも二つ上なので)19歳までには柱になっています。

この時点で宇髄さんが柱になった時期は15~19歳に絞ることができます

とはいえ、考えてみてください。

そもそも彼は忍であるため戦闘能力が高く、ほとんど修行なしで最終戦別を突破・入隊しているのではないかと思います。

柱になるまでの期間も短いはずですので、足抜けを15歳だと仮定した場合、すぐに選別を突破し、16~17歳で柱になっていてもおかしくないと思います。

16~17歳で柱になっていたと仮定すると、この時点で義勇さんは14~15歳です。

後述のとおり義勇さんは15~17歳で柱となっている可能性が高いため、義勇さんよりも少し前に柱となっているのではないでしょうか。

 

 

3番目:水柱・冨岡義勇

義勇さんは15巻130話「居場所」でこんな風に話しています。

あの年に俺は、俺と同じく鬼に身内を殺された少年・錆兎という宍色の髪の少年とともに選別を受けた。十三歳だった。

つまり、13歳で最終戦別を受け入隊しています。

義勇さんは悲鳴嶼さんや宇髄さんほどの体格・戦闘能力があったわけじゃないので、1年で柱になるのは無理があると思います。

また、ワニ先生の情報によれば柱になるのが早い人で2年・ふつうの人で5年と考えると、15~18の間に柱になっていると仮定できます。

また、義勇さんは「19巻の実弥さん柱昇格時点」でお館様の屋敷に参列しています。

その場には悲鳴嶼さん、宇髄さん、17歳で亡くなったカナエさん(義勇さんはカナエさんと同い年)がいるため、少なくとも17歳以前に柱になっていることがわかります。

つまり柱になったのは15~17歳ごろだと絞ることができます。

ただしカナエさんよりは入隊時期が早い(義勇さんは13歳、カナエさんは14~15歳ごろ?)うえに、男性なのでカナエさんよりも早く柱になっている可能性が高いと判断します。

ですから、個人的には15~16で柱になっているんじゃないか?と思っています。

 

ちなみに義勇さんが柱になったタイミングについてはもう一説あります。

ファンブック1で「炭次郎を助ける直前に柱になった」のような記述があり、18歳ごろに柱になったというものです。

しかし、これは17歳で亡くなったカナエさん(同い年)と一緒に柱合会議にいる原作と矛盾します。

FB1の出版が2019年7月、この時点で本誌は上弦の弐(童磨)戦のため実弥さんの話はまだ描かれていません。なので、ファンブック1から設定の修正が入ったのではないかと思います(笑)

 

 

4番目:花柱・胡蝶カナエ

カナエさんは17歳で亡くなっているため、17歳よりも前に柱になっていることがわかります。

また19巻(実弥さんの柱昇格会議)にあるとおり、悲鳴嶼さん、宇髄さん、義勇さんと同時期に柱であることを踏まえると、カナエさんは義勇さんよりも後(もしくは同時期)、実弥さんよりも前に柱になっているとわかります。

 

小説「片羽の蝶」によれば、悲鳴嶼さんが鬼から胡蝶姉妹を助けています。

柱になりたての19歳ごろ胡蝶姉妹を助けたと仮定すると、カナエさんは13歳、しのぶさんは10歳になります。

最終戦別までの修行期間はだいたい1年程度とワニ先生がおっしゃっているので、14~15歳で最終戦別突破、2年ほどかけて柱になったと仮定すると、16~17歳で柱になっています。

そう考えるとかなり剣技の才能に恵まれていますよね!

もしかするとカナエさんは柱になってすぐ童磨に殺されてしまったのかもしれません。

 

 

5番目:風柱・不死川実弥

19巻の柱合会議の状況(悲鳴嶼さん、宇髄さん、義勇さん、カナエさんが参加)から推察すると、柱になった順番はここで正解だと思います。

また実弥さんは義勇さん、カナエさんと同い年です。

カナエさんの柱になった年齢(16~17歳ごろ)と、カナエさんが存命していることを考慮すると、実弥さんは16~17歳ごろに柱になっている可能性があります。

実弥さんに至っては、鬼殺隊に入る前から鬼狩りをひとりで行ってきました

もし母親を亡くしてすぐに鬼殺隊に入隊していたら、14~15歳くらいで柱になっていたかもしれませんねぇ。それくらい実力があると思います。

 

 

6番目:蟲柱・胡蝶しのぶ

『煉獄杏寿郎外伝』によると、煉獄さんが当時の炎柱・(父の)槇寿郎さんの代わりに柱合会議に参加しています。

その時いたメンバーは悲鳴嶼さん、宇髄さん、義勇さん、実弥さん、しのぶさんです。

つまり杏寿郎が一般隊士(甲・一般隊士の最高位)のころ、すでにしのぶさんは柱だったのです。

ですから、柱になった順番は実弥さんと煉獄(杏)さんの間です。

また『冨岡義勇外伝』によると、雪山任務にあたっている時点で「しのぶは柱になったばかり」と書かれています。

外伝は義勇さんが炭治郎を助けたあとの話なので、大正元年の年末~大正四年の年始(炭次郎最終戦別の直前)だと考えられます。

この時点で義勇さんは18~21歳、しのぶさんは3つ下なので15~18歳です。

範囲が広すぎますね(笑)

ただし、煉獄さんが柱になったのは19歳ごろ(この時二つ年下のしのぶさんは17歳)だと推定するため(後述)15~17歳の間に柱になったと考えられます。

 

 

7番目:炎柱・煉獄杏寿郎

しのぶさんのパートでもお伝えした通り、『煉獄杏寿郎外伝』では「炎柱」拝命前にしのぶさんが柱合会議にいるため、しのぶさんよりも後に柱となっています。

その場には無一郎くん、小芭内さん、蜜璃ちゃんがいないので合っていると思うのですが、もしかすると煉獄さんよりも無一郎くんの方が早く柱になっているかも…(柱合会議に出てないだけかもしれない)

煉獄さんの年齢については20歳であること以外、まったく描かれていません。代わりに元継子だった恋柱・甘露寺蜜璃の年齢から紐解いていきます。

原作14巻で蜜璃ちゃんが17歳(梅っぽいのが咲いてるのでおそらく春)にお見合い失敗したことが描かれているため、蜜璃ちゃんは17歳の春よりも後に鬼殺隊に入隊していることになります。

また外伝に「蜜璃の最終戦別突破まで半年」と書いてあること、作中で桜が咲いていることを考慮すると、少なくとも18歳の春に最終選別を突破していると考えていいでしょう。

加えて外伝には、蜜璃ちゃんが最終戦別を突破した直後に煉獄さんが炎柱となったことが記されています。

つまり、蜜璃ちゃんよりひとつ年上の煉獄さんは、19歳の春に炎柱になったと考えられるのです。

 

 

8番目:霞柱・時透無一郎

さて煉獄さんまでの順番は、ヒントとなるシーンが原作や外伝に描かれているので分かりやすいのですが、蜜璃ちゃん以外の2人はヒジョーにわかりづらいです(笑)

なのでかなり私の推測が入りますことをご了承ください。

14巻118話「無一郎の無」121話「異常事態」では無一郎がこう回想しています。

  • 一人になったのは十一歳の時だ
  • 最愛の兄に蛆がわき腐ってゆくのを見た。自分の体にも蛆がわき始め(中略)運よく助けられなけれなそのまま死んでいただろう

兄、有一郎が鬼に襲われて亡くなったのは夏ですから、11歳の夏は大けがを負っている状況です。そこから怪我の治らないうちに刀を握っています。

怪我からの完全復帰まで長くて半年だと考えると、12歳ごろに刀を握っているのではないでしょうか。

さらに10巻では天元様がこんなことを言っています。

刀を握ってふた月で柱になるような奴もいる

無一郎くんが12歳で怪我から完全復帰し、刀を握ったならば12歳で柱になったといえます。

もし無一郎が12歳で柱になっているのなら、6歳差の煉獄さんは18歳です。

煉獄さんパートで柱合会議に参加してないだけかもしれないと言ったのは、この矛盾があるからです~

ただ、14巻で『上弦の伍』戦を終え倒れた無一郎くんが煉獄さんに「共に柱として頑張ろう」と肩をたたかれている回想があるので、煉獄さんの方が早かったんじゃないかなぁと思います。

この矛盾を解決するには「むいくんの怪我からの復帰は半年だが、体を鍛えるのに1年以上かかった。そのあと刀を握った」とするしかありません。

そうすると13歳ごろに刀を握りすぐに柱になったと言え、ぎりぎり煉獄さんとの整合性が取れますね…無理やりですけど…

 

 

9番目:蛇柱・伊黒小芭内

一番材料が少なかったのは小芭内さんですが、これまでの状況を踏まえると煉獄さんよりも後に柱になっているのは間違いないでしょう。また、23巻で死の間際に蜜璃ちゃんが

伊黒さん…お館様の屋敷で迷っていた私を助けてくれた

と言っているため、蜜璃ちゃんよりは先に柱になっています。

そして柱になった年齢はかなり遅かったと考察します。

小芭内さんは22巻188話「悲痛な恋情」にて、このように話しています。

俺は生まれた時から座敷牢に入っていた。(中略)十二になった頃、座敷牢から引きずり出された。(中略)座敷牢に戻された俺は逃げることだけ、生きることだけを考えていた。盗んだ簪で木の格子を削り続けた。

つまり12歳まで確実に座敷牢にいたわけです。

その後、格子を削り脱出するまで1年ほどかかったと考えると、13歳ごろに脱出し当時の炎柱・煉獄槇寿郎に助けられたと仮定できます。

  • 生まれてこの方、座敷牢で生活していた小芭内さんは体力がほとんどなかった
  • 炭治郎(炭の行商をしてたので体力はあるし鼻もきく)が修行に2年費やしている

という点を考慮すると、入隊までに2~3年はかかっており15~16歳で入隊していると思われます。

また、ふつうの人は柱になるまで5年かかるそうなので、小芭内さんの小柄な体格を考慮すると柱になるまで4~5年はかかっていると考えます。

つまり19~21歳に柱になっているのでは?ということです

ですが前述のとおり、煉獄さんが柱になった当時(煉獄さん19歳春)はまだ柱じゃなかったので、ひとつ年上の小芭内さんは20歳の春以降~21歳春までに柱になったと推定しています。

実弥さんとずいぶん仲がよかったみたいなので、20歳後半くらいが妥当でしょうか。

 

 

10番目:恋柱・甘露寺蜜璃

さて最後になりましたが、当代で一番最後に柱となったのは蜜璃ちゃんです。煉獄さん・小芭内さんのあとに柱となった描写があるため、もうここは外せないと思います。

煉獄さんのところでも書きましたが、

  • 17歳春にお見合い失敗(原作14巻)
  • 半年間で最終戦別を突破(外伝より・桜が咲いているので18歳春)
  • 19歳には柱になっている(原作6巻)

ということが明らかになっているので、わずか入隊後1年以内に柱に上り詰めているとわかりますね!

以上が「柱になった順序」考察になります!楽しんでいただければ幸いです!