こちらの記事はテレビアニメ「鬼滅の刃」全集中展(無限列車編・遊郭編)大阪会場の参加レポートです。
参加日時は2022年10月14日です。行ってから半年経っちゃった…すんません~(笑)
- ふんだんにネタバレがあります
- 写真撮影OKの場所でのみ撮影しています
- 記憶ちがいが多々あるかも
- 立志編の全集中展は参加していません(今回の全集中展が初参加)
全集中展行ってみてどうだった?
率直に全集中展(無限列車編・遊郭編)めっちゃくちゃよかったです。
アニメスタッフのみなさんには申し訳ないのですが、正直、全集中展に期待してなかったんですよね…
だって2か月前に行った原画展がよすぎて(笑)あれ以上の展示はないだろうな…と。
ですがその考え方が功を奏したのか(?)いい意味で期待を裏切る展示にワクワクが止まりませんでした!
まるでサーカス!?
私は鬼滅にハマった時期が2020年12月(無限列車編の映画公開後)と遅く、立志編の全集中展には行けずじまいでした。
コロナ禍だったこともあって唯一の選択肢である神戸会場のチケットがぜんぜん取れなかったんですよね(笑)
だから今回の全集中展は満を持しての参加でした。
今回参加したのは大阪会場(会期:2022年9月28日~10月17日)で、参加日は会期終盤の10月14日です。
先だって2022年8月に原作の原画展に参加しており、その展示がすばらしかったので、それよりは感動が薄いだろうなと覚悟していたのですが…やっぱり鬼滅はスケールが違いますねぇ。
展示内容が原画展とはまったく違っていて驚きを隠せませんでした。
ふたつの違いをざっくり言うと
- 原画展:アナログで描かれた生原稿/吾峠先生の苦労の軌跡に感動/絵と文字をしっかり読み込む展示
⇒静かに魂がゆさぶられるような感覚 - 全集中展:アニメならではの技術を生かしたド派手な展示
⇒アトラクションに乗ったような高揚感
という感じです。
全集中展はアニメで使用されているいろんな技術を結集させているため、視覚と聴覚をさまざまな角度から興奮させてくれるので、サーカスを見ているような感覚におちいります。
そもそもアニメをufotableが担当している時点で全集中展にも期待していいんですよね。
爆発的な人気をほこるアニメは、どのイベントもレベチだなと感動しっぱなしでした(笑)
入場に人数制限があった◎
あと、個人的には全集中展のほうがサクサク展示をみることができてよかったです。
全集中展は原画展と同じく「時間制」(たとえばお昼12時~14時のあいだに入場)となっているのですが、指定時間のなかでも入場できる順番があります。
画像が荒くて恐縮ですが、上記が大阪会場での展示室に入る前の待機場所です。
足もとに順番の書いた紙が貼られています。
入場開始10分前になると「チケットに書かれた番号」と同じ「床の番号」に並び、1番の方から順番に展示室に入場することができます。
1~19番の方、どうぞ~という感じに小分けに入場なので、展示室は原画展ほど人があふれかえってませんでした。
また展示内容も原画展よりは少なく、じっくり見ても30~40分でまわることができます。
一方の原画展は極限に混雑しており、ひとつの原画を見るのに5分待つなんてこともザラでした…
アニメならでは音声ガイド!
そして全集中展「ならでは」なのが完全オリジナル脚本の「音声ガイド」ですよね。
事前に入場チケットしか準備できていなかったとしても、入場後(チケット確認後)その場で500円払えば音声ガイド(専用の端末貸出)を楽しめます。
無限列車編&遊郭編の音声ガイドは1種類しかなく、端末の
- 1~3番が無限列車編で煉獄さん単体
- 4~7番が遊郭編で宇髄さん単体
- 8番にキメツ学園の宇髄先生&煉獄先生セット
という感じでした。
間違ってたらスミマセン、ずいぶん前の記憶なので…
基本的には「展示パネルに記載されている番号」と同じ「端末の番号」を再生するのですが、出口付近まで端末は回収されないので会場内であれば何度も繰り返し再生できるのが魅力です。
ちなみに立志編(前回)は
- 炭治郎&善逸バージョン
- 義勇&しのぶバージョン
と2種類が準備されていました。
また前回は事後通販でガイドブックが販売され、そこに音声ガイド入りのブルーレイディスクがついてきたので、今回も事後通販があれば聴くチャンスはあるのかもしれません。
いまのところ事後通販の話題は出てないですが…(2023年4月下旬現在)
全集中展の展示内容
ここからは展示内容について写真とともにお伝えしたいと思います。
この記事に掲載されている写真はすべて「写真撮影OK」の場所で撮影したものです。無断転載はご遠慮ください。
入場特典
さてチケットを係員さんにお見せして、最初にもらえるのが入場特典です。
入場特典は「特典つきチケット」を購入しておく必要があります
今回はビニール製のスライドポーチがもらえました。
表はかまぼこ+カナヲちゃんで、裏が柱9人です。
なかにはミニキャラ(1期キービジュアル)の絆創膏が入っていました。
私の場合、こういうものを後生大事に取っておかないタイプなので、もう3枚くらい使ってます(笑)
意外と家事をしていても水耐性が強く使い心地バツグンでしたよ~!
無限列車編(魘夢エリア)
入場特典をもらって音声ガイドを借りたらいよいよ展示室へ。展示室に入場するとまずはドデカイ無限列車のパネルが登場します。
映画冒頭、煉獄さんがお弁当を食べていて炭治郎たちが煉獄さんに話しかけるシーンですかね。
そのあと、無限列車編の場面写パネルがずらりと並んでいます。
無限列車の前半、魘夢の術にかかった炭治郎たちにフォーカスした場面写です。
しんじゅろパッパの笑顔が尊いので何回も撮影…(パッパ大好き)
パッパエモい…そしてそのエリアを抜けると魘夢との闘いへ。
ちなみに魘夢のエリアにはこんなものもありましてね…(笑)
普通にキモい(笑)だけどなんか憎めないんだよなぁ、魘夢ってば…
あと(おそらく魘夢のエリアだったと思うのですが)アニメのアクションシーンがどうやって作りこまれていくのかをビデオで展示されていました。
まず3DCGチームが炭治郎と伊之助の動きをポリゴンで作り、それにアニメーターさんが絵を乗せていくという工程ですね。何度も何度もレイヤーを重ねていくように作られていました。
以下は遊郭編ですが、こんな感じに作られているみたいです。すごいよねぇ…
【ufotable Youtube 公式チャンネル 】
— ufotable (@ufotable) April 8, 2023
今夜放送の遊郭決戦編より
[舞台裏] アニメ「鬼滅の刃」遊郭編 アクションプラン設計ワークプレビュー
映像制作にかかる様々なセクションとのコラボレーションの一部を、舞台裏コンテンツとしてご紹介しております。https://t.co/jT9BBYDeOW#鬼滅の刃 pic.twitter.com/WKo10bOJf2
鬼滅ってアクションシーンでも作画の乱れがいっさいないと評判ですよね。
ufotableさんの卓越した技術が垣間見れるのも全集中展の見どころだと思いました!
無限列車編(猗窩座エリア)
魘夢のエリアを抜けると、次は猗窩座との闘いへ。
そこは大きなブースになっていて煉獄さんと猗窩座の死闘を大迫力の映像と音声で楽しむことができました。
ブースの真ん中に一番大きなパネル、左右それぞれに小さなパネルが置いてあり、右パネルは煉獄さんフォーカス、左パネルは猗窩座フォーカスで、技を繰り出す瞬間に技名が文字で出ます。
これがすんごいよかったです。
そもそも大画面であのアクションを見れただけでもすごいのに、左右のフォーカスパネルがいい味を出している。相乗効果ってやつです。
煉獄さん、猗窩座それぞれの最推しじゃなかったとしても鬼滅の刃という作品が好きならばぜひこの素晴らしさを体感してほしいと思いました。
そしてこのブースを抜けると煉獄さんの刀と羽織が展示されていました!
これすごいかっこいい!!
刀が思ったよりも赤くて驚きました。しかも刀身が長いですよね。煉獄さんは177cmあるから、まぁ全然余裕で振れちゃうんでしょうけど…
刀を見ていると煉獄さんの息吹を感じます。いろんな角度から撮ってしまいますよねぇ。
いやあ、義勇さんとしのぶさんの刀も目の前で見たかったなー(悔し涙)
そして無限列車編はいよいよ最後へ。
猗窩座との死闘、瑠火さんを回想するシーン。
その場所ではみなさん、ただ静かにパネルと動画を鑑賞されていました。
煉獄さん単体の展示はこれで終わりですもんね…しんみりしちゃいますね…
中間エリア
さて、無限列車エリアが終わったら中継ぎエリアへ。
ここでは今回の全集中展用に準備されたメインビジュアルが屏風形式で展示されていました。
このエリアはかなり広く、ギリギリまで後ろに下がれば全員分の写真撮影ができました。
かまぼこ隊4人は前回の全集中展のビジュアルを引き継ぎ、描き下ろしは煉獄さんと宇髄さんのみ。
上半身だけで攻撃の威力とかっこよさを表現されていて、めちゃくちゃよかった…キャラクターごとに体のひねり方が全然違うんですよね。
個人的には煉獄さんのお胸の筋肉がパツパツなのが好きです(笑)
お顔もいいしポーズもエエトコのお坊ちゃん感出てる。義勇さんのしなやかな感じとも違ってていいよね!(オタクの呼吸息つぎなし)
遊郭編(遊郭潜入エリア)
いよいよ次は遊郭編!
屏風のエリアを抜けると大奥の渡り廊下のような(←伝われ)空間が広がっています。
両脇には襖があって、その襖に数ヶ所穴が開いているんですね。
で、その穴から覗くとかまぼこ3人娘やムキムキねずみ、堕姫ちゃんが見えた気がします(もはやうろ覚え)
あ、そうそう。入場時、手の甲をスタッフさんにコチョコチョされるんですが、なにやら目には見えないスタンプを押されるんですよね。
そのスタンプはこのエリアで特殊なライトに当てると浮かび上がってくる仕様らしく、当てると庚(伊之助の手の甲に浮かび上がってきた例の文字)が浮かび上がってきました。
手が込んでいる!こういうのが原画展とは違う部分ですよね~
遊郭編(激闘エリア)
さて、大奥っぽい襖のエリアを抜けるといよいよ戦闘シーンへ。
そのエリアには堕姫、妓夫太郎の大きなパネルが展示してありました。
堕姫ちゃんの露出が激しくてついつい見てしまう(笑)たくさん撮るよねー!
そのあとは天元様の刀が展示してあったのですが、それがまた大きいんですよ(笑)
これ持って戦ってたん!?マジですごい!!
柄から刀身まで軽く1メートル以上あったと思います。
ちなみにプレバンから出てるPROPLICA(宇髄天元)は110cmらしいですよ(笑)ふたつ合わせたら鎖部分合わせて250センチ以上あるんでは!?やばい(笑)
柄も大きいし、チェーンも重そう…
さて、日輪刀をじっくり見たあとは全集中展最大にして最後の展示!?
遊郭編終盤のかまぼこ+天元vs妓夫太郎・堕姫の死闘をシアター級の大画面で見ることができました!
私は2023年2月から公開されていた「上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」を映画館で観てきたんですが、それと遜色ないレベルだと思いました!
このブースに入る前にヘッドホンを個別に渡され、そのヘッドホンをつけて画面と音響を楽しむといった感じでしたね。
観たあとは鳥肌が立つレベルでした。テレビで見るのもすごいけど、やっぱり鬼滅のアクションは映画とかの大スクリーンで見る価値ありますよね…
幕間画&刀鍛冶の里編予告エリア
遊郭編の死闘を鑑賞し終えたら、無限列車編(テレビ版)・遊郭編の幕間画(アイキャッチ)がずらりとパネルで並んでいました。
アイキャッチとはCMの前後に挟まれる絵のことです
鬼滅のアイキャッチは総作画監督でありキャラデザの松島晃さん担当!
墨絵風タッチで描かれており、どれを見ても魅力的ですよね。
たしか撮影NGだったので写真は撮っていないんですが壮観でしたよ…線のタッチが活き活きしていて、キャラクターが絵から飛び出してくるような躍動感を感じました。
これだけのためにお金を払ってもいいなと思えるくらい豪華なんですよねぇ
そしてそのエリアのあとに「刀鍛冶の里編」の予告動画がポスターとともに並べてありました。
キメツ学園&スタッフ色紙エリア
最後はキメツ学園の展示エリア。
美術教師である宇髄先生のペンキが盗まれたというテーマで宇髄先生と煉獄先生が掛けあっています(音声ガイドの話)
まあ音声ガイド聞かなくてもなんとなくこの写真で犯人はおわかりいただけたんじゃないでしょうか(笑)
やんちゃだなぁ、煉獄先生は…あと腕の筋肉がエグい(笑)
もちろん前回の全集中展と同じく黒板にキャストコメントが掲載されていました。
そしてこのエリアを抜けると作画スタッフのみなさんが描かれたキャラクターの色紙がずらりと展示されていました!
これも圧巻!
あと前回の全集中展よりもクオリティが上がっていた気がします。
なんというか…どの色紙もいい意味でスタッフさんの個性が消されている感じがしたのですよね。統一感が出ていたとでもいうべきか…
ただやっぱり(総作画監督)松島晃さんの描く煉獄さんと(監督)外崎春雄さんの描く天元様はとびきりイケメンでした!
本当は一枚くらい色紙がほしかったんですが、ランダムなので買わなかった私を責めてくだされ…
全集中展(無限列車編・遊郭編)グッズ
ここからは全集中展で購入したグッズをご紹介します。
…と言いつつもですねぇ…私は会期の終盤に訪問したため人気どころのグッズは売り切れておりまして。。
かろうじてご当地グッズ(本命)は在庫ありでしたが、
- メインビジュアルアクリルマスコット
- アクリルチャーム
- ぱぺっとちゃーむ
- ムキムキねずみぬいぐるみ
などのメインどころは売り切れ。
かろうじて服飾雑貨(ポーチやTシャツ)やランダム色紙、幕間画缶バッジは残っていましたが最推しキャラ不在なので買うのは控えました(すいません…)
その代わり、この子たちを買ってきました。
落雁&金平糖セット(遊郭編)
さすがに何も買わないのももったいないので…(笑)食品系だったらいいかなと思って。
まあまあしっかりした箱でしたよ!
賞味期限は購入後2か月くらい。余裕で10月末には食べ終わってました(笑)
中をあけるとこんな感じ。プチプチのうえにステッカーが乗ってました。
このステッカー可愛くて、iPadに貼ってます(笑)
左が金平糖で右が落雁(らくがん)。
意外と甘くなくて、落雁はラムネにほんのり甘さがついたようなお味でした。
金平糖は堕姫ちゃんの帯をイメージしてたのかな?すごく派手で食べていて気分上がるなぁと思いました。
家族にも好評でしたので、せっかくだから無限列車の金平糖&落雁セットも購入したらよかったかなぁと後悔しています…。
ご当地限定クリアファイル
そしてもうひとつ購入したのがご当地限定のクリアファイル。
ご当地グッズは事後通販でもぜったいに取り扱わないので買わなきゃ損!
アクリルチャームを買ってもよかったんですが4,000円(税込)するのであきらめました(笑)
このクリアファイル、大切に保管しておきたいと思います(笑)
その他ご当地グッズ
実は私の推しは北海道と大分、香川にいらっしゃいましてね…ぜんぶ関西から通いのであきらめようと思っていたんですが、北海道と大分は代行してくださる方がいらっしゃったので、無事にゲットすることができました。
本当にありがとうございます…!
たそがれ義勇…小樽似合うじゃん…さすが屈指のイケメン(大好き)
そして大分湯布院(?)の温泉に向かうしのぶさん(アクリルチャーム)
バスロマン(2022年秋限定藤の香り)と同じ振り返り姿のしのぶさん…!可愛い(泣)
あまりにもかわいいのでセリアで売ってたグッズと合わせて飾っています!
ゲストのサネミチャ「オイィ…女の風呂のぞくヤツァ、ぶった切るぞォ」
というわけで、私の全集中展レポは以上になります!
現在、絶賛「刀鍛冶の里編」アニメが放映中!来年くらいには全集中展やりそうですよね~!こちらも可能な限り参加したいと思っています!
ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました♡