こちらは2022年7月14日~9月4日まで開催されていた『鬼滅の刃~吾峠呼世晴 原画展』大阪会場の参加レポートになります。
原画展のネタバレが含まれておりますので、グッズの内容のみ確認したい方は以下の記事をご確認ください。
みんな、鬼滅の刃 吾峠呼世晴原画展に行け!
コロナ禍まっただなかの2020年11月に鬼滅と出会い、そこから数えて約1年9か月…
ついに!ついに!ついに!念願の鬼滅イベント参戦!
ということで張り切って『鬼滅の刃 吾峠呼世晴 原画展』大阪会場(グランフロント大阪北館)まで行ってきました。
参加したのは2022年8月某日、12時の回になります。
正直、行ってみてどうだったかと聞かれると…「行ってよかった」のひとことに尽きます。
私はアニメも外伝も、連載中のキメツ学園も大好きです。
映画の「無限列車編」で人気のピークを越したとはいえど、アニメは3期を控えていますし、まだまだ(むしろアニメが最後を迎えても)推していくつもりではあります。
ですが…やはり『原作』にはアニメやその他スピンオフには越えられない絶対的な「何か」が存在しているのですよね。
そんな原作の『何物にも代えがたい尊さ』を一度でも経験したことのある人にはぜひオススメしたいです。
大阪会場は惜しまれながら9月4日で幕を閉じちゃいましたが、今後は福岡・仙台を巡回するそうですので「行こうかな?」と少しでも迷っていらっしゃる方はぜひ参加してください!
鬼滅の刃 吾峠呼世晴原画展(大阪)レポ
ここからは実際に参加した私の感想をお伝えしていきますね。
私は2022年8月某日、お昼12時(集合時間A)の回に参加してまいりました。
場所はJR大阪駅すぐのグランフロント北館1階にある「ナレッジキャピタル イベントラボ/ナレッジシアター」です。
この1階にはタリーズコーヒーがあるのですが、そのタリーズコーヒーの真正面にコラボカフェがあり、コラボカフェのすぐそばが集合場所です。
↑の写真はコラボカフェ入口で、すぐ右側に集合場所がありました
集合場所でしばらく待機し、11時50分くらいになったら地下のシアターへと降りていくスタイル。地下でも12時ちょうどになるまで待機でしたね~
ちなみに傘や日傘は傘立てへ、荷物(特にリュックサック)はできるだけ体の前で持つように指示されましたね。
展示物やパネルに触れさせないためだそうです
盛況すぎて前に進まない!所要時間は2時間
さて…私の参加した日はお盆明け。とはいえ夏休みともあり、平日のわりには大大大盛況!
12時の回は集合時間がA、B、C、Dと4回に分けられていましたが、それでも集合時間Aだけで50~60人はいたんじゃないかなと思います。
そんなもんで、入場特典のミニ色紙をもらい中に入るとすでに大混雑(笑)もちろん前の時間帯の人たち(11時の回)も会場内にわんさかいます。
おかげで平日お昼なのに…全部見終わるのに2時間かかりました(笑)
逆を言うと、それだけ鬼滅の展示物がよかった&鬼滅ガチ勢人たちが多かった&みんな真剣に見てたんだろうなと思います。
今後、福岡や仙台は冬休み・夏休み期間にかぶると思います。できるだけ平日の夕方(3時とか)に行くことをおすすめします。
たぶん土日(特に昼)は地獄です(笑)
うわさによると大阪も夕方になると混雑が緩和されていたらしいですよ~
展示室に入るまで
ここからはネタバレが多くなりますこと、ご了承ください。
まず入場したらすぐに入場特典の色紙をゲットすることができます。
この色紙がとにかくしっかりしていて、お金がかかっているなぁと感じさせられます。やっぱりアニメ含めて大ヒットした作品は大事にされているなぁと。
私はまだ飾れていないのですが、セリアにちょうどいい額縁があるそうなので、ぜひ買って飾ってみることをおすすめします!
炭治郎&禰豆子がめちゃくちゃかわいいです!
そして奥へ進んでいくと最初にこれ!ひとつめの写真OKスポットが出現します。
公式のツイッターなどでもよくこの写真は掲載されていますが、実物を見るとかなり大きくて驚きました!
場所がせまいうえ、モニュメントが大きすぎて全巻を一気に写真におさめられないので2~3枚に分けて撮影することをおすすめします(笑)
こう見るとワニ先生の画力が遊郭編あたりからメキメキ上がってるな~と実感します。
アナログ生原稿に大興奮!
それからいよいよ展示室に入っていくわけですが、以降は写真NGです。(一か所だけ写真OKの場所があります)
なぜならワニ先生のアナログ生原稿があるからです!
これすごかった!言葉に言い表せないくらいの感動があり一枚目を見た瞬間から鳥肌が立ってしまいました…。
原画展はキャラクター紹介(もちろん1番目は炭治郎)からスタートするんですが、各キャラクター(鬼含め)最低でも3枚はあり、その後、無限城コーナーを含め全体で150~200枚程度はあったんじゃないでしょうかね…
盛りすぎかもしれませんが、それくらいボリューム満点の原画展だったとお伝えしておきます(笑)
昨今は、デジタルで作る原稿が増えてきているじゃないですか?(もちろんデジタルが悪いとは思ってないですし私もデジタルの恩恵を一身に受けているタイプの人間ですよ!でもね…)そういうのに慣れていた分、アナログ生原稿の迫力に大興奮してしまいました。
原稿にはワニ先生が切磋琢磨して作り上げた痕跡が生々しく刻まれていて。
水色の色鉛筆でアシスタントさんにトーンの指示をしたり、黒ベタ失敗したところにホワイトで修正がかけられていたり…。デジタルだと指でタップしたら元にもどるけど、アナログはそうはいかないじゃないですか(笑)
週刊連載で大変ななか、あの感動作を作ってくださったことにただただ感謝しかありません。
そういえば展示を見ている最中にお客さんが話されていたのですが、ワニ先生って最初はアシスタントさん取ってなかったそうですねぇ…(ソースはよくわかりませんが)
ちなみにこれは個人的な意見ですが、煉獄さんのお母様(瑠火さん)の目にすごく修正が入ってて驚きました(笑)
瑠火さんって美人だけど目はシャープじゃないですか。特にうわまぶたのラインが難しかったみたいでどのコマも修正が入ってましたね(笑)
逆に禰豆子ちゃんやしのぶさん、蜜璃ちゃんの目は修正入ってる感じあまりなかったかな~
これを見ると、描きやすいキャラとそうでないキャラがはっきりとわかりますよね
トーンの指示は61番が多かった気がします。
あと、煉獄さんの『黎明に散る』のカラーも飾ってありました。グラデーションがとてもきれいでしたので煉獄さんファンは必見かと思います!!
カラーはコピックなんですよね??やっぱりアナログで絵を描ける人は天才だな~~~(笑)
展示の順番と混雑していた場所
覚えている限り、展示はこんな順番でした。(行ってから1か月くらい経ってるので間違ってるかもしれないけどご了承ください)
- 写真OKエリア①
- 同期隊士紹介(炭治郎→禰豆子→善逸→伊之助→カナヲ→玄弥)
- サブキャラ紹介(鱗滝さん、珠世&愈史郎、刀鍛冶、産屋敷)
- 鬼(無惨、上弦の鬼がメイン)
- 写真OKエリア②
- 柱(煉獄→天元→蜜璃→無一郎→小芭内→実弥→悲鳴嶼→しのぶ→義勇)
- 家族や兄弟の絆関係の原画
- 縁壱さん
- 無限城(上弦の鬼)戦
- 無惨戦
- 炭治郎鬼化時の戦い
これ見てもらったらわかると思うのですが、マジで展示数が多いです。
それにどのキャラクターも偏りなくまんべんなく展示されていたのがとてもよかったです。
アニメだと義勇さんと煉獄さん人気がすごいので、このふたりの展示がちょっと多いのかな?と思ってましたが、特段そんな感じでもなかったですね(笑)
煉獄さんの原画は3~4枚しかなかったんじゃないかな…猗窩座のところに何枚かありましたけども。
いや、それでいいと思います。すべてのキャラクターがフェアに展示されているべきだと思っているので。
ただし人気キャラクターのところにはわんさか人が集中するため、それが原因で前になかなか進みませんでした(汗)
パっと見、私の参加した時間帯は善逸、鬼(鬼はディスプレイの仕方が特殊だったのでひしめき合っていたのですが、特に猗窩座と妓夫太郎&堕姫が人気でした)、しのぶの原画で混雑がすごかったです。
しのぶさんの原画にいたっては男性のお客さんが真剣に見ていらっしゃったので、やっぱ男性ファン多いんだなと実感しましたね(笑)
あとは無限城からうしろ、出口まではめちゃくちゃ混雑してました。
やっぱり後半はアクションが多いので、どんな風に原画が描かれているのかな…と、みなさん興味深々だったみたいです。
感覚的に鼓屋敷や那田蜘蛛山・柱合会議は少なく、無限列車以降、本格的に柱が参戦したあたりからの原画が多かったように感じます。
序盤はワニ先生の画力もそこまで高くなかったし、原作の人気もそこまで高くなかったからしょうがないのかな…という気もしますが、義勇推しの私としては那田蜘蛛山編を少し出してほしかったな~と思ってました(笑)
まあでも、生原稿の義勇(特に猗窩座戦)はめっちゃかっこよかったしイケメンでしたよ…むふふ。
写真OKエリア②無限城立体!
さて、同期隊士と鬼の紹介が終わったタイミングで「写真OKエリア②」が出現します。
それが無限城です。
写真じゃ伝わらない件(笑)
すごく立体的に作られていたのですが、無限城は上下逆さだったり空間認識が難しい場所なので、見てる方も「いま何をどう見てるのか」さっぱりわからん(笑)
私は空間認識力が欠如してるタイプなので、特にそう感じたのかもしれません。
ちなみにここから鳴女の三味線の音が絶えず鳴っており、展示室に入った瞬間(炭治郎のキャラ紹介を見ているとき)から「三味線の音がするなー!」と感じます。
あ、あと言い忘れてましたが展示室内はずっとアニメのサントラが流れています!
混雑していて待機時間が長い場合は、BGMに耳を傾けるのもいいですよ~!あのシーンの曲だな~なんて楽しくなります。
ワニ先生が特別に描きおろした原画&解説!
今回の原画展、一番の目玉は鱗滝さんの素顔なんじゃないでしょうか(笑)
ほんっっっっとうに生で見てほしい!!!めちゃくちゃ優しくてかわいらしいお顔をされているのですよ(笑)若かりし頃のお顔と、現在のお年を召したときのお顔。たれ目でこりゃ鬼につけ上がられるわ~~~って感じるくらい可愛いんですよ(笑)
それから、
- お館様のご兄弟の解説(弟がふたりいた)
- 善逸から見た炭治郎・禰豆子・義勇の顔(義勇がブスに描かれているw)
- おばみつお姫様だっこ!
- 煉獄&宇髄がピースしている絵
などが展示されていました。
大変貴重な絵でしたが、やはり連載時と少し絵が変わってしまったようで(23巻あたりから絵が変わったてきたなとは思ってたんですが)全体的に丸っこくなってるなと思いました。ある意味キャラが優しくなっているというか。
個人的には柱稽古~無限城(上弦戦)くらいの絵が好きでしたね!まあ好みの問題です(笑)
最後にもらえる原画展特別グッズ!
さて、私は今回「グッズつきのチケット」を購入しました。
グッズつきチケットは一般チケットよりも1,500円程度高いのですが、今後、原作イベントは絶対にないのでどうしても欲しかったんですよね。
で、そのグッズは展示室を出てすぐにゲットすることができました。
出口付近はあまり混雑していなかったので、受け渡しは比較的スムーズでした
それがこちらの商品になります。
原画展オリジナルグッズ「カードスタンド」(化粧箱&カードつき)!
グッズつきチケットで入場しないと手に入れられない限定グッズです。もちろん通販はありません!
化粧箱をオープンするとこんな感じ。
左側に箔押しカード(ハガキサイズ)2枚、右側に蛇腹ブックレット(カードスタンド)。
左のカードは合計2枚で、両方とも金色の箔押しがされています。
ここに縁壱さんと玄弥くんがいますね~
そして右側の蛇腹ブックレットは表紙・裏表紙にかまぼこ&カナヲちゃん。
蛇腹内側は柱とお館様になっています。
蛇腹の反対側
もちろん公式サイトでも予告されていたし、画像もアップされていたのでご存じの方は多いと思いますが…やっぱり柱が好きな人向けのグッズですね(笑)
サブキャラや鬼推しの方はもらわなくてもいいグッズだとは思いますが、そもそも『鬼滅の刃』という作品がお好きなのであればゲットした方がいいかな~とは思います。
私は柱箱推しだからぜったいにゲットせなアカンと意気込んでおりました(笑)こう見ると、柱ってやっぱり人気なんだな~って思いますね。
ディスプレイが難しいので、蛇腹の方はしばらく箱のまま保管しておこうかと思います~!中のカードだけは額縁買ってきて飾ろうかな♪
原画展に行く際の注意事項
さて最後になりましたが、ここからは原画展に行く際の注意事項(あくまでも私個人が感じたこと)です。
今後、各地への巡回がありますので参考にしていただければ幸いです。
展示室内はかなり冷える
私は夏真っ盛りに原画展に行ったので、装備が半袖+スカート+サンダルでした。
でもね…夏だからって油断しちゃダメ。展示室内めっちゃ寒い(笑)
一緒に行った家族が「腕冷えすぎやでw」と言ってたくらい体がヒエビエでした。
福岡は冬なのでそもそも長袖だと思いますが、夏の仙台会場に行かれる方、冷え性の方はできるだけ羽織れるものを持って行った方がいいと思います。
スニーカーで参加した方がいい
それから展示室内は座れる場所がまったくありません。普段、ヒールであちこち行くのに慣れてる方は大丈夫ですが、あまり慣れていない方はスニーカーで行くことをお勧めします。
特に土日は混雑が予想されます。2時間立ちっぱなしですので、脚がむくみやすい方・疲れやすい方はぜひスニーカーでご来場ください。
事前に腹ごしらえしておく方がよい
これも混雑具合によりますが、なかには血糖値の下がりやすい方、あるいは頭痛もちの方もいるでしょうから、展示室に入る前に軽食(クッキーやパン、おにぎりなど)を口に入れておくのがいいと思います。
私は事前にタリーズでコーヒーとパンを食べてから出発したのでちょっとの頭痛で済みました。
食べてなかったら頭痛で死んでたと思います(笑)
お子さんにはちょっとキツそう
あと、子連れの方もたくさんいらっしゃったんですが、個人的に小学校低学年くらいまでのお子さんには不向きな展示かと思いました。
というのも、所要時間2時間ともなるとどうしても飽きちゃうんですよね(笑)
それにぐずり出すお子さんや、寝だすお子さんもいらっしゃって、親御さんが展示に集中できていない様子がたびたび見受けられました。(ずっと立ちっぱなし・抱っこしてないとダメで手足が辛そうだった)
もちろんお子さんのなかでも最後まで真剣に見ている子もいましたが…。
できればまだ展示に集中できないお子さんがいらっしゃる場合は、どなたかに預ける方がいいのかなーと思いました。
とはいえワーワー騒ぐ子がいたわけじゃないので、私たちは特に問題や不便を感じていません。
あくまでもお父さんやお母さんが大変そう、せっかくお金払ってきたのに原画に集中できなくてつらそう…という感じでした。
どうしてもお子さんを連れていきたい方は(連れて行かなきゃダメな事情の方も含め)終わるまで抱っこしてなきゃいけない可能性があること十分ご承知ください。
以上がレポになります。
うろ覚えの部分もありましたが、ちょっとはイメージの足しになりましたでしょうか?(笑)
これから原画展に行かれる方はぜひ楽しんでもらいたいなと思います。
次回はコラボカフェの記事をアップする予定です。おたのしみに♪