「鬼滅の刃」アニメ5周年おめでとうございます!そして鬼滅祭&鬼滅の宴「刀鍛冶の里編」開催おつかれさまでした!
今回の記事は2年ぶりに開催された鬼滅の宴「刀鍛冶の里編」の感想(めちゃくちゃネタバレあり)になります。ぜひ最後までご覧ください!
アニメ5周年!「鬼滅の宴」刀鍛冶の里編
アニメ終了後、恒例となった生アフレコイベント「鬼滅の宴」。
2022年春に上演された「遊郭編」「無限列車編」に引き続き、アニメ5周年記念イベント「鬼滅祭」で開催された「刀鍛冶の里編」の感想を書いていきます!
私はオンライン配信で鑑賞させていただきました~!
- 日時:2024年3月9日(土)
- 場所:
幕張イベントホール(観客数6,000人)
オンライン配信(2024年3月19日~4月1日) - 上演時間:約2時間30分
- 出演者(敬称略):
花江夏樹(竈門炭治郎・役)
鬼頭明里(竈門禰豆子・役)
河西健吾(時透無一郎/有一郎・役)
花澤香菜(甘露寺蜜璃・役)
岡本信彦(不死川玄弥・役) - ゲスト声優(登場順・敬称略):
浪川大輔(鋼鐵塚蛍・役)
下野紘(我妻善逸・役)
松岡禎丞(嘴平伊之助・役)
早見沙織(胡蝶しのぶ・役)
山寺宏一(憎珀天・役)
小西克幸(宇髄天元・役)
櫻井孝宏(冨岡義勇・役)
杉田智和(悲鳴嶼行冥・役) - ゲストアーティスト(敬称略):
中川奈美(竈門禰豆子のうた)
MAN WITH A MISSION & milet(絆ノ奇跡、コイコガレ) - 上演内容:
刀鍛冶の里編の舞台アフレコ、出演者フリートーク
- 立志編:日野聡さん(煉獄杏寿郎・役)
- 遊郭編:河西健吾さん&花澤香菜さん
- 無限列車編:石田彰さん(猗窩座・役)
立志編・遊郭編は実質「次の柱」への引継ぎ会になっています
こういう経緯があり、「刀鍛冶の里編」でも「柱稽古編」への引継ぎとして柱キャスト数名が登場することは予測していました。
当日は午前中から鬼滅祭(アニメ5周年記念イベント)が開催されており、登壇者に小西さんと早見さんがいらっしゃったので、このおふたりは「宴」参加確定だろうな~と思っていた方も多いと思います。
ところがどっこい。
しょっぱなから浪川さん(笑)中盤~後半にかけては山寺さん、そして次々あらわれる柱キャスト(壇上に柱6名)
え?豪華すぎねえ?
過去に類を見ないキャストの多さにひっくり返る(笑)
感覚的に山寺さん登場時の歓声が一番大きかったかなぁ…大御所声優さんの登場で気分があがりますよねぇ( *´艸`)
ちなみに無限列車編で(天元 CV.小西さんへの)引継ぎがなかったのは、
- 「無限列車編」後に宴を開催する予定だったが、コロナ禍でできなかった(だから2022年「遊郭編」と同時開催された)
- 3周年イベントで日野さんのスケジュールの都合上、宴の上演が「遊郭編」→「無限列車編」の順番になってしまった
からです。
鬼滅の宴「刀鍛冶の里編」ネタバレ&感想
それでは、ここからネタバレや感想を書いていきます!
刀鍛冶の里編の5人で思い出を語り合う
「鬼滅の宴」は一連の戦いを終えたキャラクターたちによる「振り返り」がストーリーの主軸となっています。
特に刀鍛冶の里編は
- 半天狗(喜怒哀楽)vs炭治郎・禰豆子・玄弥
- 憎珀天vs蜜璃
- 玉壺vs無一郎
と3つの戦いが並行で行われていたため、お互いがどんな戦いを繰り広げていたのか知らないのですよね。
それを後日「みんなで共有しあいながら思い出を振り返る」というのが今回のテーマです。
たとえば炭治郎は無一郎と蜜璃の戦いを知らないので、ふたりに教えてもらう…みたいな感じ
ここでポイントになるのは無一郎くん。
刀鍛冶の里編で記憶を取り戻したため、メンバーと一緒に思い出を語る彼はとても穏やかな口調です。
鬼滅の刃のアニメ本編では、無一郎くんの穏やかになった姿をたくさん描かれるわけではないので、無一郎くんのファンはぜったいに見たほうがいいと思いますよ(^^♪
キャストの服装に注目!
今回もキャスト陣にはド派手な衣装が用意されていました!
- 花江さん:炭治郎の羽織、耳飾り
- 鬼頭さん:禰豆子の着物
- 下野さん:善逸の羽織
- 松岡さん:毛皮つき羽織、サンダル
- 河西さん:むいくんの髪色柄羽織
- 花澤さん:黄緑とピンクの羽織、ロングスカート(ピンクのチュールつき)、みつあみ(ピンクと黄緑の編み込み)
- 岡本さん:黒の作務衣(上着の一部は紫色)
- 浪川さん:白とグレーの作務衣に赤紫の帯
- 櫻井さん:義勇の羽織
- 早見さん:しのぶの羽織、紫のワンピース(腰のきりかえ部分とスカートには金色あり)
- 小西さん:天元っぽい羽織、白いシャツにド派手羽織とパンツ、アクセを着用
- 杉田さん:行冥の羽織
- 山寺さん:ベージュ系のインナーに金色と濃緑の羽織
上記には私の主観が入っているので、詳細は公式Xの写真をご確認ください(笑)
それにしても小西さんがド派手なのよ(笑)
ちょっと前まで髪色落ち着いてたのに、鬼滅イベントに合わせて毎回ブリーチしてくるのすごすぎんか?(笑)
おじさんの髪を心配してしまう…笑
それはそうと、今回の衣装で驚いた点が3つほど。
①エキストラの設定と衣装がすごい
ひとつめはエキストラの方々について。
上演直後から刀鍛冶の里のひとたちがひょっとこのお面をかぶって会場内を練り歩くんですよね。
会場自体が「刀鍛冶の里」であることを表現したかったそうですよ
会場にいた人は臨場感と一体感を味わうことができたのだろうなぁとうらやましく感じました。
また今回は隠の方々も登場なさっていて、キャストフリートークに入る際は荷物を隠の方々が用意してれるんですよ。
またその衣装が隠まんま!芸が細かい!
立志編からずっと見ていますが、回を追うごとにグレードアップしていて、そのうち後藤さんやゲスメガネ(前田まさお)も出てくるんじゃないかと思っています(笑)
黒子=隠っていうのが鬼滅ならではで「乙」ですよねぇ!
②隊士たちのシャツ
ふたつめは鬼殺隊士たちが隊服をイメージしたボタンつきシャツを着ていること。
- 花江さん、下野さん、河西さん、杉田さん→立ち襟シャツ(黒)
- 花澤さん、岡本さん→立ち襟シャツ(白)ただし、外に着ている服のせいでほとんど見えてない
- 櫻井さん→黒いシャツ(通常の襟)
- 早見さん→襟のない紫色の衣装(たぶんワンピース)
立志編は(伊之助以外)黒っぽいシャツを着ていたんですが、立ち襟ではなかったような気がします。
杉田さんは役柄を踏襲して一番うえのボタンを開けていましたね~
衣装も作品にあわせて進化しているんだなぁと感じる瞬間でした。
③禰豆子と玄弥の鬼化
そしてみっつめは禰豆子ちゃんと玄弥くんの衣装が途中でかわったこと。
禰豆子ちゃんは遊郭編から「鬼化進行時」バージョンがあります。
今回も戦いの冒頭から鬼化進行していますので、その場面になると通常の禰豆子の羽織ではなく、つる植物の柄がかかれた短めの羽織になります。
また玄弥くんも途中で衣装に変化が。
それは空喜の体の一部を喰ったとき。
空喜のキャラクターカラーである黄色がアニメとおなじく岡本さんの衣装にもプラスされているんですよね。
作務衣上着の腰あたりに黄色がさしこまれていて、パっと目をひきました。
毎度毎度…手が込んでいますよねぇ。。。
オリジナルアフレコシーン満載!
「刀鍛冶の里編」の生アフレコシーンは、ざっくりと以下の通りです。
いつもどおり前半戦はオリジナル要素がたくさんあり、笑えるところも多いですよ!
(★)は宴オリジナルです。
- 鋼鐵塚さんが炭治郎の刀を受け取り、憤慨して手紙を送りつける(★)
- 遊郭編のあと、炭治郎&伊之助よりも早く回復した善逸が任務に行きたくなくてブリッジしながら叫ぶ(★)
- 炭治郎よりも早く回復したことで騒ぐ伊之助(★)
- 伊之助は「ミツアナグマ」に似ているから気をつけろと言うしのぶさん(★)
- 炭治郎が刀鍛冶の里へ行く
- 蜜璃ちゃんが刀鍛冶の里へ(★)
- 玄弥が刀鍛冶の里へ(★)
- むいくんが刀鍛冶の里へ(★)
- 小鉄くんの修行
- 半天狗出現
- 喜怒哀楽の鬼との戦闘
- 玉壺vs無一郎(前半)
- 金魚鬼vs蜜璃(鉄珍さま救出)
- 無一郎が家族のことを思い出すシーン
- 玉壺vs無一郎(後半)
- 柱になるんじゃないのか!
- 憎拍天(山寺さん)降臨
- 甘露寺蜜璃の走馬灯
- 憎拍天vs蜜璃
- 半天狗vs炭治郎・禰豆子・玄弥
- 竈門禰豆子のうた(中川さん生歌唱)
- 禰豆子の太陽克服
- MAN WITH A MISSION & milet生歌唱
- 柱稽古へ(★)
下野さんが立志編の宴でブリッジしたから、永遠とブリッジさせられるループに入っている模様(笑)
めっちゃいじられる浪川さん
浪川さん、スペシャルゲストなのに花江くんたちよりも早く登場するんですよ(笑)
なぜなら鋼鐵塚さんを起点に刀鍛冶の里編が開始されるからです。
炭治郎は遊郭での激闘を終え、ボロボロになった刀を鋼鐵塚さんに直してもらおうとしていました。
しかし炭治郎が昏睡状態から目覚めてもまだ、刀は打ち直してもえらてません。
もちろんまた刀を雑にあつかった炭治郎にキレてるからです。
だから「ゆるさない」といった趣旨の手紙を送ってきていたんですね(笑)
- ①鋼鐵塚:遊郭からもどってきた刀を受け取り、憤慨して手紙を書く
- ②炭治郎:機嫌をなおしてもらおうと刀鍛冶の里へ行く
浪川さんがどのキャストよりもはやく出てきたのは①を描くためでした。
しかも(舞台中央にある)舞台下から上へ移動するマシーン(リフター)に乗ったただひとりのキャスト。
なんで俺だけ!?過保護すぎない!?
と困惑する浪川さんがおもしろくて会場も爆笑。
これまた冒頭の登場シーンだけでなく、中盤のキャストトークでもひとりだけリフターに乗って登場するからおもしろいんですよ(笑)
縁壱零式から出てきた刀を奪い合うときは、脇こちょこちょされてタンカで運ばれる始末(笑)
どんな場面でもよくいじられている浪川さんですが、鬼滅独特のいじられ方をしていますので、気になる方はぜひ、宴本編をチェックしてみてくださいね。
演技力エグい河西さん
今回の宴で一番言いたかったのは、無一郎役の河西健吾さんの演技力がエグいということ。
花江くんを抜いたほかのキャストのなかで抜きんでて演技がうまいのは河西さんでした。
何がよかったのかというと「演じ分け」です。
彼は
- 記憶なしツンケンした14歳の無一郎
- 記憶ありおだやかな14歳の無一郎
- 11歳の無一郎
- 11歳の有一郎
を舞台上で瞬時に演じ分けていたのです。
しかも上記設定に感情の演技も合わさるため、演技の種類としてはざっと10種類くらいあったんじゃないかな。
生アフレコで声のトーンだけでなく、性格やその場の感情までを一瞬で演じ分けできるのは相当レベルの高い声優さんじゃなきゃできません。
特に11歳の時透ツインズが会話するシーンなんて、有一郎くんと無一郎くんが本当にその場にいたような感覚で…めちゃくちゃ泣いてしまいました。
河西さんのことは鬼滅まで存じ上げなかったのですが、これを機に河西さんご出演のアニメを見てみようと思いました!
やっぱり迫力がすごい山寺さん
これまでの宴で鬼側のキャストは、無限列車編の石田さんと今回の山寺さんのおふたりだけ。
無限列車編の猗窩座については「無邪気な戦闘」がテーマだったのに対し、「見た目は若いのに数百年の歳の功を感じさせる憎珀天」の迫力がすさまじかったです。
蜜璃役の花澤さんが可憐でポジティブなお声なこともあり、相対する憎珀天のお声がいっそうズシンと心に響きますね
画面越しにビリビリと振動を感じます。
アニメ放送当時、
- 憎珀天の声=山寺さんであること
- まだ新しい声のレパートリーがあること
にビックリしましたが、生アフレコでもさらりとあのお声が。
めったに出さない種類の声だと思うので、忘れてやしないかと心配になりましたが、さすがは大御所(笑)
また衣装が茶色(ベージュ)、金色、濃い緑、紫で構成されており、怖さのなかに潜む憎珀天の高貴さを感じることができました。
山寺さんの御歳もあいまって、深みのあるたたずまいが素敵。
山寺さんの生アフレコを会場で聴くというのは一生に一度、あるかないか…ですよね(笑)
会場にいたお客さん、ホントにうらやましいです。。。
竈門禰豆子のうたで号泣必至
半天狗との戦いで太陽の下にさらされてしまった禰豆子ちゃん。
半天狗におそわれている里のひとたち、太陽で体が焼ける禰豆子ちゃんのどちらを助ければいいか悩み、行動できない炭治郎。
毎回、戦いの終盤は花江さんが全エネルギーをかけてお芝居されているのがわかります
これは立志編からずっとそうなんですが、感情をこめる重要な場面では花江さんは台本をあまり見ないんですよね。
演技に没頭すると言いますか…完全に炭治郎になりきっています。
痣が出るシーンなんかは全身全霊で炭治郎の怒りを表現
そんな胸アツな場面に登場するのが劇中歌「竈門禰豆子のうた」を歌っていらっしゃる中川奈美さん。
何度も映画(絆の奇跡、そして柱稽古へ)でこのシーンを見ているのですが、やっぱり号泣。
中川さんの繊細な歌声を左右で聴いている花江さん、鬼頭さんもなんだか感極まっているようす。
花江さんは泣いていたんじゃないかな。
会場の笑いをかっさらってゆく杉田さん
さて感動的な「刀鍛冶の里編」の生アフレコを終えたら、5月12日放送開始の「柱稽古編」CMが流れます。
そのあと柱稽古編への引継ぎとして
- 善逸(下野さん)
- 伊之助(松岡さん)
- 天元様(小西さん)
- しのぶさん(早見さん)
- 義勇さん(櫻井さん)
- 悲鳴嶼さん(杉田さん)
が続々と登場します。
誰かが登場するたびに悲鳴があがります(笑)
個人的には伊之助としのぶさんの仲良しっぷりが可愛くてほっこり。
伊之助がしのぶさんに懐いていたのは原作でもなんとなく描かれていましたが、アニメ関係でやり取りするのは立志編以来。
伊之助「来やがった、しのび」
しのぶ「忍は宇髄さん。私はし・の・ぶ。ほら、言ってみて」
伊之助「し…しのぶ…(小声)」
こんな感じ。最後の小声がかわいい(笑)
仲のいい姉弟のような感覚でした~
一方、柱稽古に参加したくない善逸に
「が、がんばって、お、おうえんしてる」
と禰豆子ちゃん(鬼頭さん)が声をかけるのですが、
「ね、ね、禰豆子ちゃーーーーーん!!!」
って目を血走らせながら叫ぶ下野さんの姿に、思わず鬼頭さんが困惑しながら「ふふ」って笑ってるし、花澤さんも早見さんも笑ってました(笑)
そんな豪華メンバーによるやり取りのなかでも、特別に目を引いたのが最後に登場した杉田さん。
舞台の二階から低い声。
杉田さんの身長の高さ(公式によると177cm)もあいまって、なんか威圧感…
と思いきや、悲鳴嶼さんをみならって白目にトライ(笑)
「(柱稽古で)脱落する者もいるかもしれない…嗚呼、悲しい…」
と言いながら白目挑戦(笑)
やめなはれwww
なんでこの人、こんなにおもしろいんでしょうかw
一瞬にして注目をかっさらう術、見習いたいですね(笑)
「柱稽古編」の宴はキャストそろえるの大変だね
ということで、ここまで鬼滅の宴「刀鍛冶の里編」について感想を書いてみました。
いよいよ5月からは柱稽古編のアニメが開始になりますね。
この調子でいけば2025年以降にでも「柱稽古編」の宴が開催されるのではないかなぁと思います。
ただ柱のキャストって超がつくほどの売れっ子声優さんで、しかも事務所の社長さんもいて(鈴村さんとか)かなりお忙しいんですよね…
全員そろうのって至難の業ですよね(笑)
もうスケジュール調整には入っていると思いますが、できれば8人の柱全員がそろうことを祈っています。
また次の宴にはカナヲ役の上田麗奈さんや錆兎役の梶裕貴さんもきてくれると嬉しいなぁ…なんて欲張りなことを言っておきます(笑)
柱推しとしては現地で鑑賞できるよう、お金の準備をして全裸待機しております!
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
よければ過去の宴の感想も読んでいってもらえるとうれしいです!