こんにちは、みずあめです。今回は柱稽古編(アニメ4期)から
- しのぶさん、実弥のキャラデザが変更になった?
- キャラデザが変更になった理由とは?
について考察していこうと思います。
- 原作ネタバレを含みますので、アニメ勢の方は回れ右!
- 完全な主観なので、解釈が間違ってたらスンマセン
- 私の推しは義勇、しのぶ、実弥です
柱稽古編からしのぶと実弥のキャラデザ変更?
みなさんは映画『絆の奇跡、そして柱稽古へ』を観たときに違和感を感じませんでしたか?
そう、蟲柱・胡蝶しのぶと風柱・不死川実弥のキャラデザが1期「竈門炭治郎立志編」から変更されているようなのです。(と勝手に私が思っている)
具体的には以下の2点。
- しのぶのもみあげが長くなった?増えた?
- 実弥の髪が全体的に短くなった?
よく見るとほかのキャラクターも少しずつ変わっているのかもしれませんが、このふたりが顕著だなぁと感じています。
立志編のキャラデザは原作前半と後半をいい塩梅でミックスしている
ご存じの方も多いと思いますが、原作は
- 初期(~柱合会議くらいまで)
- 中期(無限列車~刀鍛冶の里くらいまで)
- 後期(柱稽古編~)
でかなり絵柄が変わっています。
初期の「柱合会議編」では9人の柱が一斉にババンと登場したわけですが、まあお世辞にも上手な絵だとは言えませんでしたよね(笑)
プロの漫画家に対して失礼ですが…ご理解ください(笑)
特に悲鳴嶼さんのようなゴツゴツしたキャラクターを描くのが難しいんだろうなあという印象を受けました。
ただ後半の「柱稽古編」以降、悲鳴嶼さんや宇髄さん、実弥や玄弥のようなわりかしゴツゴツしたキャラもきっちり描き分けができていて、特に「無限城編」に入ってからの作者の上達ぶりを痛感したものです。
全体的に後半になるとキャラが大人っぽく描かれるようになりましたよねー
つまり何が言いたいのかというと、連載中に作者の絵柄が変わるのはよくあることで、アニメを制作する際に、
- 初期の絵柄でキャラデザをするのか
- 後半の絵柄でキャラデザをするのか
- 前半と後半をミックスするのか
- 呪術廻戦の五条先生のように原作とかけはなれたキャラデザにするのか
…と、議論が交わされるわけなんですよね。
で、鬼滅1期(竈門炭治郎立志編)に関しては原作後期(柱稽古編以降)の絵柄をベースに初期のいいところをMIXしているのかなぁという印象を受けました。
たとえば
- 義勇さんは後半の顔をベースに髪型は初期の長い設定のまま
- むいくんの前髪は後半の絵柄をベースにしている
- 悲鳴嶼さんは後半のキャラデザをそのまま柱合会議に持ってきている
こんな感じでしょうか。
煉獄さんと天元さまは例外なので省きます!
だからアニメ4期(柱稽古編)でも7人中5人は1期のキャラデザをそのまま踏襲しているように感じます。
なのにしのぶさんと実弥だけは1期と雰囲気が違うんですよね。
その理由を私なりに考えてみました。
しのぶさんのキャラデザ変更は今後への布石か?
しのぶさんは4期「柱稽古編」から大人っぽい印象になっています。
あくまでも私見ですが
- もみあげ部分の髪の量が多い
- もみあげ部分の髪が1~2センチ長い
- まつ毛(上下)が増えている(長くなった)
…ような気がします。
こころなしか口紅も濃くなっているような気が…?
1期(立志編)で描かれていたキュートさ、小悪魔みたいな部分が薄れて、4期は逆に色気みたいなものを感じるんですよね。
もちろん原作後半ではもみあげが長くなっていたり、口紅が濃くなっていたり…と、そのようなキャラデザになっていますから「4期は原作に合わせたんだよ」という解釈もあります。
ですが私はufotableが意図してキャラデザを変更したと踏んでいます。
というのも「柱稽古編」開始時点でしのぶさんの体内には、血液・内臓・爪の先まで藤の花の毒がめぐっています。
これは姉を殺した宿敵・童磨をたおすための秘策なんですが、もちろん髪の一本一本にも藤の花の毒がめぐっていると考えていいでしょう。
毒をたくわえる容量が増えれば増えるほど、しのぶさんの勝率は上がるわけですから、髪を意図的に伸ばしていると考えても不思議ではありません。
つまり1期「立志編」から4期「柱稽古編」でキャラデザが変更になっているのは、今後の無限城への布石と考えられるのです。
余談ですが、しのぶさんは立志編のころから顔色はかなり白め。
蜜璃ちゃんのようにほっぺたが赤くなることもないし、紫の髪色が影響しているのか、夜のシーンになるとさらに青白く見えていますよね。
義勇さんがしのぶさんに対して「顔色の悪いときがある(FB2より)」と言っていますが、おそらく立志編のころにはもう藤の花の毒を飲んでいたんだろうと推測できます。
実弥のキャラデザ変更は親しみやすくするため?
実弥のキャラデザは4期(実際には刀鍛冶の里編くらい)から以下のように変更されています。
- 髪が全体的に短くなっている
- 目玉(通称:おはぎ)が小さめになっている
これも実をいうと原作準拠。
柱合会議で最初に登場したときは、髪はライオンのたてがみっぽかったし、おはぎ(目玉のことね)も狂ったように大きかったんですよ。
1期ではじめて実弥をみたとき(もちろん原作は履修済)、結構ガッカリしたんですよね(笑)
正直、原作後半の実弥ってめちゃくちゃカッコいいから、初期のキャラデザをわざわざ踏襲せんでもー!と思っておりました。
でも柱稽古編では原作のイメージに合わせに来ましたね。
ただ疑問が残るんですよ…悲鳴嶼さんのように最初から原作後半のキャラデザを踏襲してもよかったのに、と。
だからわざわざ1期で原作初期のキャラデザを使ったのには理由があるんじゃないかと思うんです。
おそらくアニメを見ている人に「風柱=怖い」というイメージを植えつけるためだったんじゃないかな、と。
正直、原作初期のキャラデザでは「かっこいい」よりも「なんか怖い」のほうが印象強いですよね。
目玉もギョロギョロしてて、得体のしれない感じが出ていました。
だけど刀鍛冶の里編で幼少期が描かれて、
実弥ってこんなに苦労してるんだ…
という印象に変わりませんでしたか?
そうなると必然とキャラデザも親しみやすい印象に変わってくるんですよね。
そこをufotableがうまく取り入れたのではないかと思いました。
髪型が短くなるとカッコよさマシマシですしね!
ここからますます実弥のファンは増えていくと思います!期待して待っていましょうね!
以上、ファンの勝手な考察コーナーでした。