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鬼滅「柱稽古編」2話感想「水柱・冨岡義勇の痛み」

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鬼滅 柱稽古編 2話 感想 あらすじ 冨岡義勇の痛み 水柱 錆兎 ショタ義勇 ショタ岡さん 胡蝶しのぶ 蟲柱 珠世さま 愈史郎くん

鬼滅の刃「柱稽古編」第2話「水柱・冨岡義勇の痛み」のあらすじと感想を書いていくよ!

以下の用法容量をまもって正しくお読みくださいw

注意事項
  • 義勇・しのぶ推しなので感想が長い
  • およそ1万字w
  • 幼少期の義勇をショタ岡さんと呼びます
  • 原作のネタバレ(今後の展開)がある

 

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鬼滅の刃「柱稽古編」第2話あらすじ

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第2話「水柱・冨岡義勇の痛み」は原作15巻

  • 第130話「居場所」
  • 第131話「来訪者」

がベースとなっております。

ぜひ原作とアニメを比較してみてくださいね♪

 

冒頭のあらすじ

柱合会議終了後、炭治郎(CV花江夏樹)の協力者である鬼・珠世(CV坂本真綾)のもとに一羽の鎹鴉(CV速水奨)が飛来する。彼はなんと産屋敷耀哉(CV森川智之)の使者だった。

居場所を知られおどろく珠世に鎹鴉はある提案・・・・をする。それは鬼舞辻無惨(CV関俊彦)をたおすために蟲柱・胡蝶しのぶ(CV早見沙織)と共同研究をしないか?というものだった。

鬼である珠世を「鬼殺隊の本拠地」へといざなう産屋敷の提案に裏があるのでは…と疑問を持つ珠世だったが、無惨を倒す最後の機会になるかもしれないと覚悟を決める。その決断に愈史郎(CV山下大輝)は動揺するのであった。

 

中盤のあらすじ

太陽を克服した禰豆子をうばうため、無惨が総力戦をしかけてくると踏んだ鬼殺隊は柱稽古を開始させる。しかし柱のひとりである冨岡義勇(CV櫻井孝宏)はかたくなに柱稽古に参加しようとしない。

そんな彼を柱稽古に参加させるため、お館様は炭治郎に一通の手紙を送る──『鬼殺隊にとって重要な局面に来ているから、義勇が前を向けるように根気よく話しかけてほしい』と。

お館様たっての希望をかなえるため、昼夜問わず義勇につきまとい話しかける炭治郎。

やがて炭治郎に根負けした義勇は「自分が水柱ではない」と考える理由を話しはじめる。

それはさかのぼること8年前、13歳のころに受けた最終戦別で親友・錆兎(CV梶裕貴)をなくしてしまったことが原因だった。

 

終盤のあらすじ

柱稽古に参加する予定だった胡蝶しのぶは、稽古に参加できなくなってしまう。その理由はお館様から「鬼である珠世との共同研究」を進められてしまったからだ。

宿敵である鬼との共同研究にイライラするしのぶ。そんな彼女のもとに継子である栗花落カナヲ(CV上田麗奈)がやってくる。

「もっと師範と稽古がしたい」と希望する妹に「感情を表現できるようになった」と笑顔になるしのぶ。そんなカナヲを見て安心した彼女は真剣な面持ちで話を切り出す。

姉・胡蝶カナエ(CV茅野愛衣)を殺した鬼の倒し方について話しておきましょう、と。

 

 

「柱稽古編」第2話「水柱・冨岡義勇の痛み」感想

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感想の前にひとつだけ。

原作での「柱稽古編」は15~16巻と非常に短く(時間の関係上)細かい部分が端折はしょられています。

そのため「アニメにしたとき、1クールもたないかも…」と言われていました。

1クールのアニメにすると、どうしてもアニオリが増えて間延びしてしまい、作品の価値が下がってしまうおそれがありました

しかし今回の2話を見て、原作で描かれなかった部分をうまくアニオリで補完しているような感じを受けました。

あくまでもufotableにおけるアニオリは

  • 話と話をうまくつなげる
  • 原作における矛盾を解消する
  • 時系列を整理する

という役割を担っているようです。

以下、アニオリの多い部分については★をつけていますので、原作と比べながらアニメを見返してみてくださいね♪

 

珠世さまと愈史郎くん★

第1話の終盤、珠世さんのもとへやってきた鎹鴉。

やっぱり声がいい(笑)

ただの鴉じゃないって早見(沙織)さんも舞台挨拶で言ってましたね!

 

 

そして鎹鴉が自分のバリア(視覚)を突破したとわかった瞬間、珠世さまのもとに駆けつける愈史郎くん。

階段を転がり落ちながらも「珠世さま」を連呼する愈史郎くんが可愛いんだよなぁ(笑)

原作の落書きをちゃんとアニメ化してくれるのがうれしいですよねw

さて原作では

「鬼である私を…鬼殺隊の本拠地に?」

と珠世さんが言うところで終わるのですが、アニメでは鴉が去っていったあとからオリジナルとなっています。

このアニオリで珠世さまの素性、つまり

  • 何者なのか?
  • いつから生きているのか?

が理解できるようになっています。

珠世さんの回想シーンでは

  • 左側に無惨さまと珠世さん
  • 右側にはじまりの呼吸の剣士

が立っていますね。

はじまりの呼吸の剣士が生きていることから、このシーンが戦国時代のものであるとわかります。

実は、珠世さんは最低でも・・・・戦国時代から生き続けている鬼なんですよね。

それから約400年──

珠世さんはひとりで無惨をたおすため、薬の開発を行ってきました。

この間、無惨の手がしのびよることもあったのでしょう。

そのために何度も転居を繰り返してきたんですね。

しかし禰豆子が太陽を克服したことで運命が大きく動き出した。

無惨をたおすという目的にようやく明るいきざし・・・が見え始めている。

それを理解した珠世さんは産屋敷邸に出向くことを決心します。

 

一方の愈史郎くん。

心のどこかで「珠世さまがいなくなるかもしれない」と思っていたのでしょうか。

動揺を隠せていないように感じました。

愈史郎くんは珠世さまと永遠に暮らしたいって思っているんですよ。大好きな人だから

だけど珠世さんからしたら鬼として長年生きてきたことに負い目を感じている。

いまは少量の血を飲むだけで生きていられるようになったわけですが、鬼となった当初はそうではなかったんですよ。

数年、あるいは数十年、人間を喰らってきた過去があるのです。

それを償うためにも彼女は死を望んでいます。

  • ずっと生きてそばにいてほしい愈史郎くん
  • 死を望む珠世さま

それぞれの思惑を胸に、産屋敷邸へと向かうふたりの運命がここから大きく動き出します。

 

それにしても、お館様の「行動力」と「先を読む力」は異常ですよね。

珠世さんとしのぶさんを組み合わせれば、大きなうねり(=戦力)になるんじゃないか?と直感したら、すぐに行動に出る。

たとえ珠世さんが鬼であったとしても。

もちろん、いまの柱は過去最高戦力が結集していると思いますが、産屋敷耀哉がお館様でなければ、大正時代に無惨を葬り去ることは難しかったのではないかと思います。

 

お館様からの手紙★

場面変わって炭治郎がお館様からの手紙を読むシーン。

映画館の特典映像を観ていたのですが、感想書くタイミングを失っておりました。。

原作では手紙を読んだあと、いきなり水柱邸に突撃するシーンからはじまっていて、それはそれで面白かったんですが(笑)

アニメでは炭治郎の真面目さと実直さを引き立てるために、

  • 義勇さんに対して何をすべきか
  • 何を話すべきなのか

について悩むシーンが差しこまれています。

まあね…相手は年上、しかも寡黙でコミュニケーションを取りたがらない人。

当然、誰かに相談したくなりますよね(笑)

そこで相談相手に選んだのがアオイちゃんでした。

しかしアオイちゃんとしても

「私だったらそっとしておいてほしい」

なんて言っちゃうんですよねぇ。

それでも炭治郎は義勇さんに会いに行かなくちゃいけない。言わなくちゃいけない。

あなたはひとりじゃないよって。

そんな炭治郎にアオイちゃんはおにぎりを作ってくれます。

「まずはしっかり食べないと心も体も元気にはならない」

難しい質問にも誠心誠意こたえてくれるアオイちゃん。

やさしい子だなぁとホロっときてしまいました。。

 

 

ストーカー被害者、冨岡義勇★

さて、水柱邸にやってきた炭治郎。

外からしっかり声をかけますが、義勇さんは返事をしません。

しかし無言=肯定と判断するのが炭治郎くん。

炭治郎おもしろいよね。鼻が利くわりに空気を全然読まないw

気がついたら義勇さんのいる道場にひょっこり顔を出していました。

 

この場面で義勇さんが

「俺は水柱じゃない」

と炭治郎に言うのですが、そのカットが原作そのままなんですよねぇ。

アニメスタッフの意気込みを感じる瞬間でした。

「俺は嫌われてない」と同じ感じで声を当てていたのも嬉しいポイント

しかしまあ、冨岡さんは顔がうつくしいねぇ。

原作も当然うつくしいですが、アニメは神々しさもプラスされていますね。

やっぱり目が青だからかな。

暗い道場のなか、炭治郎を見つめる瞳はハイライトがなくて死んでいるように見えるのに、ゾッとするようなうつくしさを孕んでいる。

瞳は3段階の青で構成されているので奥行きを感じますね。

あと横顔がキレイ。

鬼滅キャラって額が丸いから、おでこに視線が行きがちなんですけど、義勇さんに至っては鼻と口に視線が行く。

あえてほかのキャラより鼻を高く描いているように見えるんですが…あ、これ義勇の女の妄言ですかね?

くだらない妄言を吐き散らすな…(ネチネチ)

 

さて、帰れと言われてしまった炭治郎ですが、お館様に「根気よく話しかけてやってくれ」と言われたことをリフレインし、エンジン全開(笑)

ここからは完全にストーカーですよ(笑)

  • おにぎりを寝室の前に置く
  • 義勇さんが起きるまで道場で寝泊まりする
  • 夜の見回りについていく
  • 寝てるのに部屋のまえで稽古しようと言い続ける
  • ごはん一緒に食べる(近い)
  • 瞑想中なのに松葉づえで素振りする
  • 風呂をのぞく
  • トイレの前で出待ちする

ねえ、こんなにも私生活あばかれるイケメンほかにおる!?(笑)

とはいえ個人的によかったベスト3は

  1. 布団のなかでガクブルしてたところ
  2. ちゃんとおにぎり食べてたところ
  3. お風呂で二の腕さらしていたところ

ですかね(笑)

目の下にクマつくって震えてるシーンがいちばんお気に入り。

ちゃんと布団かぶって寝てるんだと思ったらホッとしちゃった(笑)

そして布団の下は寝間着なのかしら?と目を凝らしたり画面を上下左右からのぞいてみましたけど、寝間着姿は見えませんでした…

残念…

映画上映時はお風呂が話題になっていましたが、私は布団のなかでガクブルしてる義勇さんに萌えを感じたので、やっぱりドSなんだと確信しました。

困っている義勇を供給してくださって、公式様ありがとうございます(?)

 

 

明かされた水柱邸の間取り★

そうそう。本編とは何も関係ないのですが、ちゃんと水柱邸を描いてくれててうれしかったです。

柱の住んでいるお屋敷はかなり広いので、全部は描かれていないと思うのですが、少なくとも中庭に面した部屋が義勇さんの寝室であることがわかりますね。

おそらく寝室の対岸が道場なのではないかと思います

寝室と道場は渡り廊下でつながっていて、その対岸もひとつお部屋がありますね。

お風呂と厠(トイレ)はおそらく別の場所にあるんだと思いますが、くわしい間取りがわからなかったので、ufotableさんがアニメ終了後に出してくれる設定資料集を買ってみようかと思いました~

 

ショタ岡さんと錆兎★

さて…いよいよ13歳のショタ岡さんと錆兎登場…

鬼滅にはまってから約3年半、私はこのシーンがアニメ化されるのを全裸待機してました!!!

 

\すうううううううはああああああああ/

 

可愛い!!!!!!!

 

おにぎり食べてるのカワイイし、

「鱗滝さんの素顔が見れるかも!?」

と下から覗いてみたら、後ろに転がっちゃったやつデショ!???

無垢~~~~~~

はああああ無垢すぎておばちゃん心わしづかみにされちゃったよォォォオオ!!!!

お目々きゅるるんハイライトありショタ岡さんの破壊力やべええええ!!!!

 

胸━━━━(゚∀゚)━━━━!!

苦━━━━(゚∀゚)━━━━!!

し━━━━(゚∀゚)━━━━!!

い━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

錆兎も立志編にくらべて、ちょっと声高めになってましたねー!

立志編の錆兎は「マッチョなイケメンか?」っていうくらい成熟していたものですから…

あれはたぶん音響監督さんのディレクションだとは思いますがw

いや~~あの声で

「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」

ってセリフが聴けたの本当によかった。。

原作にはそのセリフがなかったんですよね。

そして錆兎はやっぱりカッコイイ。

13歳のときにはすでに『正真正銘の鬼殺隊員』だったんだなぁと思いました。

錆兎に関しては生きていて欲しかったと希望する声も多かったように感じます。

錆兎が生きていたら義勇さんはもっと柱たちとうまくコミュニケーションが取れていたかもしれませんね。

あと義勇を介抱してくれたのは村田さんでしたね!ちゃんと村田さんが描かれていてうれしかったー!

 

立志編のオマージュがいい★

お気づきの方も多いと思いますが、錆兎が義勇を助けるために鯉口を切るシーン。

それが、立志編で累の攻撃から炭治郎を助けるときと同じなんですよ。

私は鯉口切るシーンのマニアなので、義勇のあのシーンは何十回とみているんですが(草)

個人的にはこれを「同じ水の呼吸」だから演出も一緒なんでしょ?

と片付けるのがもったいない気がして。

私には

錆兎が義勇を助けたときのように、21歳の義勇も錆兎と同じくらい強くなった・成長しているんだよ

と魅せるためのufotableの配慮だったんじゃないかと思えてなりません。

 

伊之助ってすごいよね…

最終戦別で錆兎をなくし、ひとり生き残った義勇さん。

ただ守られただけの自分が

「柱たちと肩をならべていいはずがない」

と何年ものあいだ自分を責めつづけています。

そんな義勇さんの背中を見て、炭治郎は自分の境遇とかさねてしまいます。

煉獄さんのことを思い出すんですよね。

 

「代わりに自分が死ねばよかった」

 

と。

彼にとって無限列車での闘いはそう遠くない過去の話。

遊郭、そして刀鍛冶の里での闘いを終えてもまだ、炭治郎は煉獄さんの死を悔いている。深く傷ついている。

もしも煉獄さんが生きていたら、無惨を倒せたんじゃないかと思っています。

けれど落ちこむ炭治郎には心強い仲間がいました。

伊之助です。

「信じると言われたなら、それに応えること以外考えるんじゃねえ!」

この言葉に炭治郎は生きる意欲をもらいました。

だからこそ伊之助に励ましてもらったように、自分も義勇さんを励ましたいと考えます。

そんななか、出た言葉がこれでした。

 

「義勇さんは…錆兎から託されたものをつないでいかないんですか?」

 

のこされた人間はたいせつ人たちの意志を継いで、がむしゃらに生きてゆくしかない。

蔦子姉さんも錆兎も望んでいる。

 

それを炭治郎は義勇さんに教えてくれたんですね。

 

それにしても、伊之助の言葉に心を揺さぶられますね。

無限列車編で伊之助が炭治郎を叱咤激励していなければ、義勇さんのこのシーンにつながっていないのですから。

彼の存在はとても貴重なんだなぁと感心してしまいました。

 

たくされた未来をつなぐの意味

さて、

「錆兎から託されたものをついでいかないんですか?」

と炭治郎に言われ、過去のことを思い出す義勇さん。

それは長いあいだ封印してきた過去の思い出です。

なぜ封印していたのかというと、

蔦子姉さんと錆兎の命をうばったのは自分だと考えていたからです。

それを考え出すと涙があふれて止まらない。何もできなくなる。

ある種のトラウマとなっていたんですね。

それが自分を卑下することにつながっていた。

しかし、蔦子さんも錆兎も「たいせつな存在である義勇」をまもりたいから、得心してまもってくれたわけで…

それに気づいた義勇さんは少しづつ前を向いていこうとします。

このシーンね、原作でも本当に好きなんですよ。

立志編からここまで悲しい顔なんてひとつも見せなかった義勇さん。

なのにこのシーンは実に人間らしくて、もろい。

錆兎をなくしてすぐ、御膳を投げ飛ばして布団にしがみつく姿なんて、立志編の彼からはひとつも想像もできなかった。

本当は誰よりもやさしくて、だれよりも人間のことが好きな人であることがわかる瞬間ですよね

 

ちなみに錆兎が言ったこのセリフ、

「姉が命をかけてつないでくれた命を、たくされた未来をお前もつなぐんだ」

姉の分まで生きて幸せになるんだ(鬼殺隊士として、つねに危険ととなりあわせだけど、それでも最大限、生きて幸せになる努力をしてほしい)

というニュアンスなのかな?と私は感じているのですが、

一方で義勇さんは

炭治郎たち若い世代をまもるために命をつかう、彼らに未来をたくす

と理解しているのではないか?と思うのですよね。

つまり煉獄さんの

柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。柱ならばだれであっても同じことをする。若い芽は摘ませない。

(鬼滅の刃8巻 第66話「黎明に散る」)

と同じ感覚なんじゃないかな、と。

だから無限城の猗窩座戦で炭治郎をまもるために

託されたものを後につなぐ。もう二度と目の前で家族や仲間を死なせない。

(鬼滅の刃18巻 第154話「懐古強襲」より)

という自己犠牲の言葉になったのではないかと思います。

たぶん錆兎はそう言いたかったわけじゃないと思うんですけどね(笑)

それにしても錆兎の手を取ったショタ岡さんの上目遣い可愛すぎたわ…

 

しのぶさんの稽古不参加について★

さて、義勇さんを前向きにさせることに成功した炭治郎はお蕎麦屋さんでの早食い競争を提案。

地味に義勇さんのほうが早いのがウケるwww

原作ではこのあとすぐにしのぶさんのシーンに切り替わるのですが、そのままだと話がブツ切りになってしまうからなのか、アニオリが数秒はさまれています。

その内容はしのぶさんがどんな稽古をつけるのか?ということ。

当然、自分以外の柱は全員、稽古をつけるものだと思い込んでいた義勇さんは、

「胡蝶は何を教えるんだ?」

と聞いています。それに対して炭治郎が

「しのぶさん?そういや聞いてないですね…」

と答えます。

1話の柱合会議ではあんなにも稽古に前のめりだったしのぶさん。

ですが、柱稽古の概要を説明していた天元様はしのぶさんの話を全然出していないんですよ。

そこに疑問を持つ視聴者もいるわけで…。

そこを代弁すべく、このシーンがはさまれたのではないかと考えています。

 

思わず素が出てしまうしのぶさん

炭治郎の

「(しのぶさんはいま)どうしているんだろう?」

のセリフとともに、場面はしのぶさんに切り替わります。

ドタドタと廊下を鳴らしながら歩くしのぶさん。

仏壇のまえで「いつものしのぶ」の演技から、「姉さん、私を落ち着かせて」と妹の演技になるのはさすが…

声の雰囲気だけで全然ちがう…

カナエさんとしのぶさんのふたりが乗り移っているような演技ですよね。

早見さんの「妹しのぶ」演技がめちゃくちゃ好きなので、かわいくて萌え転がってしまう。。

ピキピキするのもなんでこんなにカワイイんだよ…

カナヲちゃんがもじもじしながら「師範ともっと稽古したい」っていうのも、それを見て顔を赤らめるしのぶさんもめちゃくちゃカワイイ…抱きしめたい…

 

しかし萌え転がるのもつかのま。

冒頭から義勇のうつくしさ&ショタ岡さんで感情が暴走していた私…一気にこのシーンで奈落につき落とされる(笑)

なぜならしのぶさんは私のもう一人の推しだから。

いや、わかってたんですよ(笑)

原作は義勇エピソードのあと、すぐにしのぶエピソードだからさ。

アニメもそうなるってわかっていました。

でも理解していてもへこむよね。。

 

義勇としのぶ、ふたりの対比

原作を読んだときから思っていたんですけど、やっぱりこのふたりの生き様って対比で描かれているように感じます。

そもそもこのふたり、似た設定が多い。

  • 初期から炭治郎の理解者
  • 姉を鬼に殺されている
  • 家族以外の大切な人を鬼に殺されている(錆兎としのぶの継子たち)
  • 目が死んでいる
  • 性格を自分で変えている
  • 弟弟子or妹弟子がいる(炭治郎、カナヲ)

そのうえで、

  • 義勇は亡くなった人たちから託されたものを次につないでいく
  • しのぶは亡くなった人たちの恨みをはらそうとする

といった対比があります。

それから同じ話のなかで「未熟」という言葉が出てくるんです。

  • 義勇が「未熟でごめん」
  • しのぶが「感情の制御ができないのは未熟者です」

同じ未熟でも、未熟であることを受け入れる義勇さんに対し、未熟が悪であることを自分に押しつけてしまうしのぶさん

本来の性格によるところも多分にあるとは思いますが、同じような設定なのにボタンの掛け違いで別の道を進もうとしている。

その原因は何なのか?と考えたときに浮かんできたのは2つ。

  1. 手をさしのべてくれる存在がいるかどうか
  2. 復讐する相手がいるかどうか

しのぶさんにも炭治郎のような痛みをわかってくれる人がいたら…もしかすると生きることに執着してくれたのかもしれません。

あと、やっぱりカナエさんを殺した鬼が上弦だったのがよくなかったのかなぁと。

義勇さんは雑魚鬼に蔦子さんと錆兎を殺されているので、あまり復讐という部分に意識が向かなかったのかな…。

こう考えると、自分のことを気にかけてくれる人との出会いって重要なんだなぁと考えてしまいますね。。

 

次回予告:急にめっちゃしゃべるやん(笑)

さていよいよ最後です(笑)長くてすみませんw

大正コソコソ噂話、「義勇さんの羽織が錆兎と蔦子姉さんのものだ」っていうのは、2021年の立志編(総集編)予告でにおわせ済みでした。

個人的には寛三郎の話をしてほしかったなw

なので、見ているほうとしては目新しさがなかったのですが、それよりも義勇さんめっちゃしゃべるようになってて、どうした?という感じ。

鮭大根食べに行こうって自分から誘ってるし~笑ってるし~

この感じだったらもっと柱のみんなと仲良くなれたのになぁ。

 

 

「柱稽古編」第2話、残念だったポイント

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さて、ここからは少しネガティブな話です。

この第2話、全体的には満足な仕上がりなんですが、4つ残念ポイントがあるので順を追って書いていきます。

 

アオイちゃんの声がなぁ…

蝶屋敷で看護をしてくれているアオイちゃん。

キャラクターとしてはめちゃくちゃ好きだし、アニオリ部分でアオイちゃんが出てくることにも抵抗はないのですが、とにかく声優の江原裕理さんの演技がヘタなんですよね(笑)

ホントひどいこと言ってごめんなさいね…

まわりの声優さんがめちゃくちゃ演技上手なので、江原さんの演技が目立つんですよね。

江原さんってufotable所属なので、使いやすいんだと思うんです。

でもね、立志編のころから演技力が全然あがってないんですよ(笑)

4年もあったんだからもうちょっと演技の練習してほしかったなー…というのが正直な感想です。

今後もちょいちょい出番があるので演技力に磨きをかけていただきたいですね。

 

修行時代もっと見たかったな

これは残念ポイントというか、要望レベルの話なんですが(笑)

鱗滝さんのところで修行する義勇と錆兎のシーン、もっと描いてほしかったな(笑)

ダイジェストもでいいから、

  • 素振りしているシーン
  • ふたりで鱗滝さんの罠をよけるシーン
  • ご飯を食べているシーン
  • 滝に落とされるシーン

もっとふたりが子どもらしく、ワチャワチャしているシーンが見たかったです。

久々に鱗滝さんのお声が聴けるかもと期待していたんですが…なかなか厳しいですね。

ぜひ、鱗滝さんのところで修行しているドラマCDを作ってほしいです

あ、ちなみに3人でご飯をたべているシーンはufotableさんのグッズにありましたね。

台本ノートは買おうかなと思っています!

 

俺は水柱になっていい人間じゃないのシーン

錆兎との思い出を語り終わり、「俺は選別に通っていないから水柱になっていい人間じゃない」と語るシーン。

原作であれば「そもそも柱たちと肩を並べていい人間ですらない」の部分はほかの柱たちのなかでシュンとしている義勇が描かれています。

しかし今回のアニメではお館様の前でひざまずくシーンに切り替えられていました。

このシーン、お庭も本人も美しくていいんですが、なぜわざわざ原作のシーンを改変したのか違和感がのこります。

個人的には煉獄さんや天元様も見られるなぁと期待していたので…

おそらく本人が否定していても『お館様は義勇さんの能力を認めている』ということを表現したかったんでしょうが、柱たちにかこまれる義勇さんも見たかったなぁ…というのが正直な感想です。

 

錆兎を亡くした義勇の目にハイライト不要

今回、ufotable最大のミスはこれ。

錆兎をなくしたあと、鬼殺隊に入隊した義勇の目にハイライトがあること。

私たち原作ファンのなかでは

錆兎が死んだことを知ってから義勇はハイライトをなくした

というのが定説です。

なぜなら自分をまもったせいで錆兎が死んでしまったからです。

なのに隊服に身を包んだ義勇さんにはハイライトがある…

ちょっとこれは設定的にダメなんじゃないだろうか。ここでハイライトがあったら、いついまの義勇さんになったのか逆に気になる(笑)

円盤が発売される頃には修正されているとありがたいですね。

とはいえあのころのチビ義勇はかわいいので、それはそれで許せる自分がいます(笑)

チョロすぎるー!!(笑)

 

以上、とんでもなく長くなった柱稽古編アニメ2話感想でした。

次回は一日で書ききれるようにがんばりますwww