どうもお久しぶりです!みずあめです!気が付いたら前回から4カ月も経ってました(笑)
プライベート&仕事がごたごたしていまして、ようやくこのブログに戻ってきましたよ!
更新が止まっていたので「もう飽きたんじゃないか?」と思われているかもしれませんが、大丈夫。
全然飽きてないし好きすぎてグッズが家にあふれかえっています。
去年くらいに物減らしたのになぁ(笑)
と、いうことでまたブログ復活しますので、よければお付き合いくださいませ。
さて、今回は鬼滅の最終巻(23巻)の話をしたいと思います。
最終巻が発売されてから8カ月以上が経ちました。発売日(2020/12/4)に購入して読み、あまりにも泣いてしまうのでしばらく封印していました。
しかし最近、妹がようやく鬼滅を読んでくれたので、ついでに改めて読み直したら…やっぱりエモいよなぁとなりまして(笑)
発売当時、義一ショック(FB2のネタバレ記事参照)で感想書くにいたらなかったこともあり、今回は改めて感想を書きたいと思います。
最後までお付き合いください。
- めちゃくちゃネタバレしてます
- 感じたまま雑な表現で書きます
- トミオカ脳なので、義勇さんの話多め
- カップリングの話あり、苦手な人は回れ右
- 二次創作の話もする
- 義勇さんはやっぱり裏主人公でヒロインだった
- 悲鳴嶼さんとおばみつの最期
- 炭治郎の鬼化…義勇さんがヤバイ(語彙力欠如)
- さねねずファン、爆誕。
- 巻末描きおろしは誰から誰に宛てた言葉なんだろうか
- 23巻の義勇さんを櫻井さんが演じるとかエモすぎる
義勇さんはやっぱり裏主人公でヒロインだった
鬼滅の刃でヒロインと言えば炭治郎の妹「禰豆子ちゃん」ですよね。
でもね、ヒロインが禰豆子ちゃんだと思っている方は、まだまだです(何様w)。
鬼滅の裏主人公は義勇さんです。そしてヒロインも義勇さんです。
「は?」と思った方、安心してください…その反応が普通です(笑)
前身「過狩り狩り」の主人公に通じる設定
鬼滅は元々「過狩り狩り」という吾峠先生の短編読み切りを題材にしています。
この「過狩り狩り」から「鬼殺の流」ができ(鬼殺の流はネーム時点でボツ)、最終的に「鬼滅の刃」として昇華していきます。
この「過狩り狩り」「鬼殺の流」の主人公は、鬼滅連載当初の義勇さんに顔がそっくりです。
義勇さんは15巻くらいから幼女系イケメン(言い方)に変貌しましたが、連載当初は切れ長の目を持つ日本人形のような人でした。
吾峠先生は、本当は義勇さんを主人公に据えて連載したかったのではないか?と思います。
また、「過狩り狩り」および「鬼殺の流」の主人公はどちらも右腕がありません。
これは、22巻で義勇さんが右腕を失ったことに通じていると考えられます。
義勇さんについて、連載初期から右腕を失う設定だったのではないかと私は思ってます。
鬼滅は義勇さんが笑顔を取り戻すための話(曲解)
「鬼滅の刃」という作品は主人公の炭治郎が、鬼になった禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入って、宿敵の鬼舞辻無惨を倒す……これが一般的な(いわゆる表の)ストーリーです。
しかし、その裏側には「冨岡義勇が本当の性格・笑顔を取り戻す」という裏設定があると私は思っています。
義勇さんは1話で炭治郎と禰豆子の前に現れます。
- 季節は冬
- 背景は雪山
- 長髪
- 服のトーンは低め(隊服が黒)
- 感情の起伏なし
- 全然しゃべらない
一方、最終巻23巻の義勇さんは桜並木のなか爽やかな笑顔で歩いています。
- 季節は春
- 背景は桜並木
- 短髪
- 服のトーンは明るい(書生服着用)
- 最終決戦のあとは笑顔を取り戻す
- 瞳にハイライトが戻った
- 生存組と仲良くしている
彼は「鬼滅の刃」という作品のなかで一番性格が変わっています。
ちなみに、変わっているというのは正確ではなく「元の性格を取り戻した」というのが正しい答えです。
もともとは天真爛漫で笑顔の多い少年でしたが、お姉さんと錆兎を鬼に殺されてしまい、助けられなかったという後悔から自分を責めていました。
その呪縛を炭治郎が解いてくれたのですね。
だから私はこう考えています。「鬼滅の刃」は義勇さんの笑顔を取り戻すための話だと。
炭治郎と出会うことで彼が人間らしさを取り戻したのだと。
鬼滅の女性陣は強い人が多く「ヒロイン」という枠に当てはまらない人が多いのですが、義勇さんの強いんだけど「本当は弱い」メンタル感、笑顔を取り戻す、あと泣いたり怒ったりする感情の変化が「鬼滅のヒロインって義勇さんだったんだな…」と思う理由です。
悲鳴嶼さんとおばみつの最期
これはね、泣きました。そして何回読んでも泣くんです。
すでに23巻冒頭の伊之助の言葉「百万回死んで償え!」で号泣していたので、悲鳴嶼さんの息絶えるシーンでめっちゃ泣いた。
悲鳴嶼さんについては最終決戦の時点で27歳を超えており、痣が発現したときには死亡フラグ(痣が出れば25歳までに亡くなる説)が立っていました。しかし、彼の死亡原因は痣じゃないと思います。
むしろかまぼこたちを助けた際に脚が切断されてしまったため、出血多量死だったのではないかと思いました。
あと、無惨の攻撃に毒の成分が含まれていたので、それも死亡原因の一因だったと思われます。
でもね、悲鳴嶼さんが18歳のときに鬼に襲われて亡くなった子どもたちと(天国で)無事に再会できてよかったです。
子どもたちに「一緒に行こう」といって息を引き取るシーンは穏やかで、隣にいた隠の女性がめちゃくちゃ悲しそうに泣いていたのが印象的でした。本当に慕われていたんだろうなぁと思いました。
それから続いて小芭内さんと蜜璃ちゃん。
こちらもめっちゃ泣いた。完全に涙腺が崩壊しました。
蜜璃ちゃんは直前の無惨の攻撃で両腕が切断されています。
それから小芭内さんも22巻時点で顔面に傷が入り視力を完全に失っていましたし、膨れ上がった無惨の攻撃から炭治郎をかばうために頭をかまれています。それが致命傷でした。
23巻前半で小芭内さんが炭治郎をかばったのは、煉獄さんの「柱は後輩の盾になるのが当たり前だ」という言葉を受け継いでいたのではないかと考えています。
小芭内さんは最期、蜜璃ちゃんの腕がなくなったのをわかっていて、羽織をかけています。優しいよね…。
最期はお互いにプロポーズして亡くなっていくんです…ほんま泣いた。まじで号泣。
とある二次創作でこんなシーンを描かれている方がいらっしゃいました。
産屋敷の面々が蜜璃ちゃんの実家に遺体を運んでいるのですが、その棺には身寄りのない小芭内さんが一緒に入っていて、二人一緒に甘露寺家のお墓に入れてやってくれないか?というものでした。
そこで蜜璃ちゃんの弟さん(モブ)が「もう姉は伊黒家に嫁いでいるので、うちの墓には入れることができません」って言うんですよーーー!
ホントそうあってほしいと思いながら素晴らしい二次創作を拝見いたしました…。めっちゃ泣いたわ…。
炭治郎の鬼化…義勇さんがヤバイ(語彙力欠如)
無惨さまを葬ったあと、炭治郎が鬼になってしまうのですが、そのとき残っていた柱は義勇さんと実弥さんだけだったんですね。
すでに悲鳴嶼さんと小芭内さん、蜜璃ちゃんは息を引き取っていました。
しかし、実弥さんは大けが(最初に戦ったのが上弦の壱だったから)のせいで寝てしまったため、義勇さんだけが唯一柱として炭治郎に立ち向かいます。
そのとき一緒に戦ってくれたのが善逸・伊之助。そして禰豆子ちゃんが炭治郎をおさえる係でした。
炭治郎が鬼として覚醒したときの義勇さんの判断の早さがすごかった。
「人を殺さないうちに炭治郎として葬り去る」
やっぱり柱じゃないとこんな判断、即座にできませんよね。
自分も大けがしてるのに最後まで柱としての責務を全うする姿が好きで、やっぱりこの人「裏主人公」なんだよなーって思ったんです。
そして、炭治郎が人間としての自我をまだ持っていることにもいち早く気が付いたんですよね。
そんななか、「俺に炭治郎を人間に戻すことなどできるのか!?」みたいなことをモノローグで話すんですが、その直後カナヲちゃんが現れます。
しのぶさんが禰豆子ちゃんを人に戻すために余分に作っていた薬。カナヲちゃんはそれを託されていたんですね。
しのぶさんの先見の明がほんとすごい。これがなければ炭治郎は元にもどらなかったんですよね。
ちなみに急に現れたカナヲちゃんに「胡蝶の…!(継子)」ってモノローグしちゃう義勇さん。
ほんとあれよね、しのぶさんとの合同任務多かったんでしょうね(笑)
じゃないと義勇さんとカナヲちゃんで一緒に任務なんかほとんどないでしょうし。しのぶさんの任務にカナヲちゃんがついていくって感じだったと思うので、義勇さんしのぶさんカナヲちゃんトリオ、結構多かったのでは。
これ見たときに、
「冨岡さんはもっと人とかかわる努力をすべきです。もっと人を頼るべきです」
っていうしのぶさんの声を聴いた気がします。
自分だけで抱え込まず、後輩たちを頼りなさいね~っと言われてるんじゃないでしょうか。
せやで、義勇さんは人とかかわりなされ。
さねねずファン、爆誕。
最終巻で個人的に萌えたポイントはいくつかあるのですが、その中でも特に萌えたのが204話の実弥さんが禰豆子ちゃんと蝶屋敷で出会うシーン。
「寝るのが好き」といった禰豆子ちゃんに、亡くなってしまった玄弥くんを重ねて実弥さんが頭をなでるんですけど、そのとき禰豆子ちゃんがちょっぴりドキドキしてしまいます。
そのシーンがね!!!とっても萌えるんですよォオオオ!!!
実弥さんサイドは「可愛い妹」という感じで接していると思いますが(なにせめちゃくちゃ兄弟姉妹の多い長男of長男)禰豆子ちゃんからしたら7~8個年上のかっこいいお兄さんって感じですよね。
そりゃドキドキするわ…
ちなみに義勇さんはそういうのできない(義勇さんは末っ子気質)ので、実弥さんの長男力が際立ってましたね!
いいんだよ、義勇さんは末っ子だからそんな配慮できなくて大丈夫ですよ…幼女な君が好きなんだよ私は…
巻末描きおろしは誰から誰に宛てた言葉なんだろうか
さて、23巻が発売されるときに吾峠先生の描きおろしが掲載されると聞き、私は発売日初日に購入しに行きました。
その巻末は鬼滅に登場するキャラクターのなかで、主に亡くなったメンバーから生存しているメンバーに宛てた手紙だと受け取っています。
その描きおろし最初のページ(炭治郎と禰豆子が手をつないでいるカット)「生まれてくることができて幸福でした」のあとに、しのぶさんのカット「どうか笑顔を忘れないでください。あなたが泣いていると悲しくてたまらなくなる」、そして隣には義勇さんのカットがあり「うしろめたいなんてそんなこを思わないで」とあります。
これ私の持論なので参考にならないと思いますが、少なくとも「どうか笑顔を忘れないで…」の部分、そして「うしろめたいなんてそんなことを思わないで」についてはしのぶさんから義勇さんへのメッセージなんだろうなぁと思っています。
義勇さんに関しては、お姉さん・錆兎を守れなかったという後悔、そして最終決戦で自分だけが生き残ってしまい「多くの命を守れなかった」という後悔が、その後の人生にやっぱりついて回ると思うのですよね。それを「気に病むな」としのぶさんが言っているように聞こえます。
義勇さんとしのぶさんは同僚ながらもお互いに信頼関係があり、恋愛まで発展しなかったけど、無意識に好きだった可能性があります(FB2情報による)。
まあ普通は「顔色がわるいことがある」(ぎゆ→しのの印象)っていうコメントなんかしないですよね(笑)顔色なんてしょっちゅう顔を見てないとわからないし、顔色のいいときも見てたってことでしょ?
義勇さんは他人に興味がなさそう(コミュニケーション取らない)なのにしのぶさんだけやけに気にかけていたのと、しのぶさんの訃報を聞いた時の義勇さんの顔は過去にないくらい動揺していたので、明らかに義勇さんの方がしのぶさんを好きだったんだろうなという感じです。
しのぶさんがどれだけ義勇さんのことを好きだったかは分かりませんが(少なくとも5巻の表紙裏で「義勇さん」呼びしていたことを考えると、無自覚で好きだった可能性は高い)亡くなってからも義勇さんの性格を把握して、しのぶさんが「うしろめたいなんて思わないで」と言ったのではないかと思います。
これ、私の持論なのでみなさんとご意見違っていたら申し訳ないです。でも最後の最後までちゃんと隣同士なのは、柱・同僚以上の関係性だったととれるんですよね。
はぁ…エモい…
23巻の義勇さんを櫻井さんが演じるとかエモすぎる
最後に今後のアニメの話。
いま鬼滅はテレビアニメ2期(遊郭編)の準備中です。いまのところ10月から放送開始と言われています。
その後、運よく続けば3期(刀鍛冶の里編)、そして「柱稽古編」を経由して「無限城編(最終決戦)」が放送されます。
もしかすると柱稽古以降は映画かもしれません。
いずれにしても16巻以降の無限城編をアニメ化していただけるなら、悲しい話が多いんだけど感極まってしまいそうです。
特に17~18巻の猗窩座戦。義勇さんが本格的に戦闘するシーンが見られるんですよ。
猗窩座が「全部の型を出しつくした」というセリフを放っているので、おそらく義勇さんの水の呼吸の型をたくさん見れる&血だらけ負傷姿が見れる&櫻井さんから発せられるうめき声が聞ける…!
もうすでにドキドキです。推しが負傷して(´Д`;)はぁはぁとしている姿を見るのが好きで好きでしょうがない変態です。(知ってた?w)
それと22巻くらいから情けない顔をしたり、怒ったり、泣いたり、笑顔になったりと急ピッチで感情が戻ってくるので、それを櫻井さんが演じるんだと思ったらもうエモくてしょうがない…(;゚∀゚)=3ハァハァ
もう今から全力で楽しみにしているので、どうか…どうかufotableさま…アニプレックスさま…最後までアニメ化をよろしくお願いいたします!!!!
終わる。