
2024年7月24日、スマホ向けRPG「アスタータタリクス」(通称:アスタタ)のサービス終了が発表されました。
同年3月には「鬼滅の刃」とのコラボがあり、そのときにはじめてアスタタをプレイしてみた鬼滅オタクが当時のことを振り返りながらサ終について語ります。
アスタータタリクス公式サイトのガイドラインに従い、ゲーム画面を掲載しております。詳しくはこちらをご覧ください。
【悲報】アスタタサ終で鬼滅ファン大激怒?

アスタータタリクス(以降、アスタタ)は国産のスマホ用RPGで、2023年8月28日にサービス開始されたゲームです。
ゲームを制作していたのは株式会社gumiの子会社FgGで、協賛にアニプレックス(鬼滅の配給元)が入っており、サービス開始前から話題になっていたそうです。
しかしそんなアスタタ、わずか1年でサービス終了とのニュースが飛び込んできました。
以下、運営からの引用です。
この度、2024年9月30日(月)15時をもちまして『アスタータタリクス』のサービスを終了することになりました。これに伴い2024年7月24日(水)15時をもちまして「伝晶石」の販売を終了いたします。
(アスタタ公式サイト「サービス終了のお知らせ」)
ゲームにくわしい方のお話によると、サービス開始時点から
- 導入(プロローグ)がわかりづらい
- 脚本が稚拙
- ゲームレビューが低い
などと言われるくらいにアヤシイ雲行きだったそうで。なるべくしてこの結末…といった感じでしょうか。
ただ、ここまで早くサ終になるとは想像していなかったのかな?
というのも今年の3月14日~4月30日までアニメ「鬼滅の刃」とのコラボがあったんですよ。
運営としては鬼滅の訴求力を利用し、たくさんガチャを回してもらい、起死回生をはかるつもりだったのだろうなと思います。
しかし鬼滅をもってしても赤字からの脱却ができず、サービス終了と相成りました。
もちろんゲームにお詳しい方々からすると
そもそもゲーム自体が……
という見解だったのでしょう。
やる価値のないゲームだと考えている方も一定数いらっしゃった模様。
一方、鬼滅オタクはゲームに疎い。
というのも鬼滅ガチ勢は比較的年齢層が高く(感覚的に30~50代が多そう)スマホゲームに詳しくない人が多いように感じます。
だから「鬼滅コラボ」と聞いて純粋にプレイしてしまったのではないか…と思います
あと、実はアニメ伍周年「鬼滅祭」の会場にもキービジュアルが展示されていたので、それも一役買ったと思われます。
当然、私たちはコラボを楽しみましたし、コラボが終わってもゲームが続く限り推しキャラたちの描き下ろし絵や撮りおろしボイスが聴けると思っていました。

特に今後のアニメで出番のない煉獄さんについては何が何でも集めたいと課金されていた方が多いように感じます。
しかし4月のコラボ終了後、わずか3か月でサービス終了のお知らせが出る事態に。
ひどくないですか?
せっかく課金して集めたものが半年以内に消滅するのですよ。
これはさすがに怒ってもいい案件。
つまり、アスタタ運営は最後の足掻きとばかりに鬼滅ファンを利用し、課金させ、金儲けしておいて逃げたということになります。
これって脱毛サロンの破産とやってることが何も変わらない。
ローンを組まされたり、代金前払いさせられたりしたにもかかわらず、サービスを受けられないまま消費者が泣き寝入りする事象と同じですよ。
私は幸い、無課金で全キャラそろえられたので被害はありませんでしたが、もしも課金していたら、ほかの方々と同じように怒り狂っていたと思います。
終了がわかっていれば課金しなかったのに…
終了がわかっていれば、ほかに時間を割けたのに…
終了がわかっていれば、ほかのグッズに課金できたのに…
鬼滅ファンが憤っていることを、アスタタ運営はどのように感じているのでしょうか?
ぶっちゃけアスタタ鬼滅コラボってどうだった?

ここからは2024年3月14日から4月30日まで、実際にアスタタ鬼滅コラボをプレイしていたオタクの備忘録です。
当時、私の状況は以下のとおりでした。
- アスタタ初プレイ
- 無課金勢
- キャラクターコンプリート優先
そのスタンスで遊んだ結果、満足度は50点というところです。
その理由は以下のとおり。
- 〇絵はめちゃくちゃキレイ
- 〇撮りおろしボイスが最高
- ×特別ストーリーがなくて不満
- ×メインクエストがしんどい
- ×オート機能が仕事しない
- ×データ更新が重すぎる
ここからはひとつづつ掘り下げていきますね。
【良かった】絵はめちゃくちゃキレイ

アスタタ×鬼滅のコラボでいちばんよかったのが描き下ろしのキャラクター絵だったのではないでしょうか?
通常、企業コラボ時にはufotable描き下ろしになることが多いのですが、こうしたゲームコラボの場合はゲーム会社側でキャラクタービジュアルを制作されることが多いようですね。
過去に私は
- グランブルファンタジー(2020年12月)
- パワプロ(2021年9月)
- アスタータタリクス(2024年3月)
- 白猫プロジェクト(2024年5月)
をプレイしているのですが、この4つのなかだとグラブルに次いでキレイな絵だったと思います。
またプレイできるキャラクターが
- 炭治郎&煉獄さん
- 禰豆子ちゃん&蜜璃ちゃん
- 義勇さん&しのぶさん
というラインナップ(しかも男女比平等)だったのが個人的にはいいなと思いました。
鬼滅特有の等身サイズがしっかり踏襲されていましたし、男性キャラクターの手や表情から感じる色気、女性キャラクターのかわいらしくて丸い感じがお気に入り。
総合的に見て、ufotableに劣らない美麗作画だったと感じています。
【良かった】撮りおろしボイスが最高

コラボゲームと言えば、撮りおろしボイスが醍醐味。
私もそれに惹かれ、ゲームをプレイしたひとりです(笑)
やっぱり推しは目で見て、耳で聴いてナンボですからね~
撮りおろしされていたのは大きく分けて5つ。
- ホーム画面のセリフ
- キャラクター強化時のセリフ
- 攻撃時のセリフ
- ダメージボイス
- デュアル(戦闘時ユニット)のやりとり
とくに4と5を集中的に聴いていました(笑)
鬼滅キャラの声優さんって売れっ子ばかりなので、新規撮りおろし6人分はえげつないギャラだったと思います。
それでも多くの撮りおろしボイスが収録されていてうれしかったです。
個人的には義勇からしのぶへデュアルをもちかけるときの
義勇「俺は嫌われてない」
しのぶ「まだ気にしてたんですか?」
がツボですwwあいかわらずですww

蜜璃「しのぶちゃん、一緒に行きましょう!」
しのぶ「ふふっ…ええ、いいですよ」
も女子がイチャイチャして可愛かったなぁ…♡
【悪かった】特別ストーリーがなくて不満

アスタタと鬼滅のコラボ、はじまる前は
どんなストーリーが展開されるのかな?
と期待していました。
これまでのグラブル、白猫、パワプロの3ゲームには鬼滅コラボのために炭治郎が善逸・伊之助や柱たちと力を合わせて困難な状況を突破するという書き下ろしシナリオが用意されていたからです。
白猫に至っては3回コラボして3回とも書き下ろしシナリオがありましたからね…
だから当然、アスタタにも
- 鬼滅用のステージ
- 謎を解き明かしながら敵を倒す特別なストーリー
が用意されているものと考えていました。
しかし、実態は違いました。
上の画面のように
- 炭治郎&杏寿郎
- 禰豆子&蜜璃
- 義勇&しのぶ
という3つのエリアが用意され、バルバロイ(アスタタの敵)たちとひたすら戦うという内容だったのです。
これには本当、ガッカリしました。
コラボ特別ストーリーのなかで煉獄さんと炭治郎が謎を解き明かしたり、禰豆子ちゃんと蜜璃ちゃんが一緒に行動して笑いあったり…
そんなことを私は求めていたのですよ(笑)
ただ、今から考えるとシナリオを作る余力も、それを豪華声優に読ませる財力もなかったからなんだろうな…と腑に落ちています。
【悪かった】メインクエストがしんどい

鬼滅コラボのステージは
- 炭治郎&杏寿郎エリア
- 禰豆子&蜜璃エリア
- 義勇&しのぶエリア
の3つで構成されています。
それぞれのエリアには10個のステージ(のちに10個追加されて全20ステージになりました)があり、最初は初心者でもクリアできるレベルの簡単なものになっています。
ただしステージが進むにつれ、キャラクターの強化が必要になってくるわけです。
そこで
さあ、レベル上げするか~
と意気込む私。
しかし、頑張ろうとするものの鬼滅のオリジナルストーリーがない。
つまりアスタタ本編(メインクエストもしくはストーリーモード)をプレイしなきゃならないのです。
しかもちょっとレベルを上げただけでは、鬼滅エリア・その他イベントの攻略がむずかしく、なんだかんだでメインをがっつりやらなきゃならない。超苦痛。
なぜ苦痛に感じるのか?その理由が以下の2点。
- ストーリーが面白くない(ごめん)
- 声優が…(ごめん)
学園ものなんでね…ストーリー部分は結構スキップしてました。
そしてメインキャラクターに新人声優さんを多く起用しているのも、コストを安くおさえるためだったんだと理解していますが、総合的に見てやっぱり演技力に欠けてしまうなぁ…と(笑)
メインクエストのバトルで鬼滅キャラと共闘したら、圧倒的に鬼滅声優の演技力がすごくて、やっぱり売れっ子声優は違うなぁと思ってしまいました。
【悪かった】オート機能が仕事しない

アスタタのバトルには「AUTO機能」が備わっています。
AUTO機能がオフの場合、
- フィールドのどこにキャラクターを進めるか
- キャラクターにどの技を使わせるか
これら2点を自分で決めることができます。
しかしキャラクターのレベル上げや限界突破のために膨大な量のバトルをこなす必要があり、AUTO機能OFFのまま進めると、相当な時間がかかってしまいます。
そこでAUTO機能をONにします。
ONにすることで、キャラクターが(コンピュータであらかじめ設定されたとおりに)自動で操作され、手間が大きく軽減される仕組みです。
しかし、ここにも罠がありました。
AUTO機能をオンにしてもクリアできないことが多々あるのです。
たとえば、上と右に敵がいる場合。
本来なら上に2人、右に3人とキャラクターを散らばらせたい。
しかしAUTO機能をONにすると、もれなく全員が上の方向に行ってしまいます。

そうすると、救わなければいけないキャラ(A)が右にいた場合、Aは敵に囲まれて倒れる可能性があります。(=クリアならず)
あるいはクエストにミッションが課せられていた場合、ミッションALLクリアにならず、もらえる特典がすべてもらえなかったりします。
だから結局AUTO機能をOFFにして自分でやり直さなきゃいけないんですよ(笑)
これが頻繁にありました。
AUTO機能自体はありがたいのですが、もう少しキャラクターの移動方法について工夫してもらえると嬉しかったですねぇ。。。
【悪かった】データ更新が重すぎる

正直、これがいちばん苦痛だったかもしれない(笑)
ゲームをはじめよう!と意気込みアプリをインストールしたものの、初期のダウンロードが長すぎて何度も挫折。
初期データダウンロードだけで半日かかりました。
eo光を使用しているので、ネットは遅くないはず…
しかもダウンロードの最中に何度もエラーが出てリトライさせられるため、ほかの用事をしている最中に放置しておけばダウンロード完了!ってわけにもいかない(笑)
気がついたらエラーになっており、その都度ダウンロードが止まるので、トータルで半日くらいかかりました。
あと、ゲームスタート画面に動画を使ってるのも重くなる要因なのでしょうか。
もっとお金をかける場所を考えればいいのに…と個人的には思いました。
アスタタサ終、鬼滅ファンの想い【まとめ】

ここまで鬼滅コラボ時の備忘録とともに、サ終宣告されてしまったアスタタについてお伝えしました。
色々書きましたが「アスタタにおける鬼滅キャラクターそのもの」についてはおおむね満足しています。
しかし、
- 鬼滅コラボといいつつ、鬼滅のストーリーがない
- メインストーリーが退屈
- AUTO機能が仕事しない
- ダウンロードが長すぎる
などの不満は当時からありました。
あくまでも私の推測ですが、アスタタ運営は鬼滅コラボでファンを取り込み、コラボ終了後も継続して課金してくれるユーザーを獲得したかったのかな、と思います。
しかし実際には4月のコラボ終了で鬼滅ファンはゲームをプレイしなくなった。
つまり大半の鬼滅ファンはゲームそのものに興味を持ってくれなかったのではないかと推測します。
事実、私も鬼滅コラボが終わったタイミングでアスタタをやらなくなってしまいましたし、5月中旬からの白猫プロジェクトに移行してしまいました。
なぜか?
それはやはりアスタタそのものがつまらないからだと思います。
出てくるキャラクターのビジュアルはすごくいいんです。
男性キャラも女性キャラもまんべんなく出てくるし、イラスト担当作家さんの男女の描き分けもすばらしい。
なのにゲームに魅力を感じない。
それがユーザーの出した答えなのではないでしょうか?
そしてやっぱり大量課金した鬼滅ファンにとっては悔しい現実ですよね。
すくなくとも鬼滅コラボ終了から1年はアスタタに興味を持ってもらえるよう、誠心誠意工夫すべきだったと私は思います。
あと協賛のアニプレックスももう少し口出しすべきだったかな…
私はゲームに課金はいっさいしないと決めていますが、今後はゲームプロデューサーがいわくつきの人ではないか、確認していきたいと思いました。
最後にもう一度言います。
鬼滅ファンをカモにしておいてサ終は悪手。
脱毛サロンの破産と変わりませんよ。



