
えっ、セーラームーンのヒロインはタキシード仮面!?
セーラームーンと出会って30年。幼いころに見たタキシード仮面はピンチのときにセーラー戦士たちを助けてくれるカッコイイ男性でした。
しかし、大人になってからアニメを見ると
カッコよくない…むしろヒロインなのでは!?
と思うようになりました(笑)
そう…セーラームーンのヒロインはセーラームーンではなくタキシード仮面なのです。
なぜそう考えるのか「連れ去り&洗脳」回をまとめながら考察していきます。
セーラームーンのヒロインはタキシード仮面

最初に当たり前の話をしますが、この漫画(アニメ)のヒロインはセーラームーン(月野うさぎ)です。
そしてアニメが始まった当初、タキシード仮面は「ヒーロー」でした。
ドジで逃げてばかりのセーラームーンや、身動きの取れなくなったセーラー戦士たちを何度もピンチから救ってくれました。
しかしセーラームーンR(ブラックムーン編)以降、セーラームーンは「月のプリンセス」そして「幻の銀水晶の保持者」としての自覚を持ち始めます。
また他のセーラー戦士たちも月のプリンセスを守る戦士へと成長していきます。

すると残念なことにタキシード仮面の役割が徐々に薄れていきました。
- 内部戦士たちが純粋に強くなったこと
- 攻撃力の高い戦士たち(外部)が登場したこと
これにより、タキシード仮面の活躍の場は失われていきます。
そしてシーズンを追うごとに「タキシード仮面」というよりも「月野うさぎの恋人、地場衛」の印象が強くなっていくのです…
何度も敵にさらわれてしまうタキシード仮面
さて、徐々に役割が薄くなっていくタキシード仮面ですがシリーズを通して「確固たる役割」があります。それが
「敵にさらわれる」
「洗脳される」
という役割です。
考えてみましょう。
従来のマンガやアニメで、敵にさらわれるのは誰でしょうか?
だいたいヒロインですよね。
マリオシリーズだとピーチ姫だし、犬夜叉のかごめちゃんとか、烈火の炎やふしぎ遊戯とかも…。
でもねセーラームーンだと圧倒的にタキシード仮面が連れ去られてしまうのですよ。
これを見る限り、私には「タキシード仮面がセーラームーンシリーズのヒロインなんだ」としか思えません(笑)
タキシード仮面(地場衛)のヒロインっぽい名場面を振り返る
さて、ここからはタキシード仮面がどれくらい「さらわれたり」「洗脳されたり」したのかを振り返ってみたいと思います!
ダーク・キングダム編(原作・アニメ)

▶セーラームーン無印のあらすじはこちら
ダーク・キングダム編の中盤、ゾイサイトの攻撃からセーラームーンを守って倒れたタキシード仮面。
そんな彼に涙したセーラームーンから幻の銀水晶が生まれ、月のプリンセス「セレニティ」に覚醒。

同時にタキシード仮面も「プリンス・エンディミオン」の記憶を取り戻します。
その後、負傷したタキシード仮面はダーク・キングダムに連れ去られ、悪のパワーで洗脳され「ダーク・エンディミオン」と呼び名を変えます。
その結果、唯一生き残っていたダーク・キングダム四天王のひとり、クンツァイトと共にセーラームーンたちの敵として現れるのです。
- ダーク・キングダムに連れ去られる
- クイン・ベリルに洗脳される
- セーラームーンの敵として登場する
ブラック・ムーン編(原作)

▶セーラームーンRのあらすじはこちら
原作の「ブラックムーン編」ではちびうさが敵のワイズマンに洗脳されて「ブラック・レディ」となってしまいます。
ちびうさが行方不明になったため、衛がちびうさを探しに行くのですが、探しに行った結果、ブラックレディとなったちびうさに洗脳されてしまいます(笑)

- ブラックレディ(ちびうさ)に洗脳される
- セーラームーンの敵として登場する
ひとりで探しに行くとか、ダメでしょ絶対(笑)
デス・バスターズ編(アニメ)

▶セーラームーンSのあらすじはこちら
セーラームーンSの12~13話(シリーズ通算101~102話)。
うさぎが誕生日にガラスの靴を欲しがったので、衛がその靴をプレゼントしてあげます。

でも実は、その靴にはダイモーン(敵であるデス・バスターズの配下)の卵が埋め込まれていて、うさぎがガラスの靴を履いた瞬間に、ダイモーン・セニシエンタが出現。
ピュアな心を奪い取られ、さらにうさぎを助けようとしたタキシード仮面は、敵にガラスの中に閉じ込められてしまいます。
ガラスのなかに閉じ込められてしまったタキシード仮面を、デス・バスターズのカオリナイトが連れ去っていく、という流れ。
- ガラスの中に閉じ込められる
- カオリナイトに連れ去られる
デッド・ムーン編(アニメ)

▶セーラームーンSuperSのあらすじはこちら
デッド・ムーン編でセーラームーンにやっつけられた新月の女王、ネヘレニア。
後続シリーズの敵である「ギャラクシア」に唆されて、この世に復活します。
彼女は自分を封印した「白き月の王女」であるセーラームーンを妬んでいました。
ネヘレニアは鏡の世界に封印されていたので、世界中に鏡の破片を雨にように降らせ、その小さなガラスの破片が衛の眼の中に入ってしまいます。
それを確認したネヘレニアは、その破片から衛を洗脳していきます。
洗脳された衛は、鏡だらけの部屋のなかで恍惚な表情。
最終的にはセーラームーンの目の前で鏡の中に取り込まれてしまうのです。
そしてとらわれてしまった衛を救うため、セーラー戦士たちがネヘレニアに立ち向かっていきます。
- ネヘレニアに洗脳されてしまう
- 鏡のなかに取り込まれてしまう
シャドウ・ギャラクティカ編(アニメ)

セーラームーンセーラースターズのあらすじはこちら
セーラースターズのシリーズ序盤は先ほど解説したネヘレニアとの闘い。
そのなかでセーラームーンは最終形態「エターナルセーラームーン」にアップグレードします。
エターナルセーラームーンとなり、平穏が訪れたのもつかの間。
衛はアメリカへ留学することになってしまいました。
空港から飛び立つ飛行機…
しかし、その飛行機の方向に謎の光がやってきて
衛は行方不明になりました。
はい、シリーズが始まった途端フェードアウト!!!!(笑)
最終シリーズはまったく出番がないまま最終話まで登場しません(笑)
飛行機をギャラクシアに狙われて、衛はスターシード(魂みたいなもの)を奪われ、肉体が無くなってしまったのです。
うさぎはお手紙(エアメール)を書き続けますが、もちろん衛からの返事はなし。最後までスターシードを抜かれていることに気が付いていなかったようです。
- 飛行機のなかでスターシードを抜かれ、以降出番なし
劇場版美少女戦士セーラームーンR

劇場版の記事で書いたあらすじをそのまま持ってきますね。
この映画の主役は地場衛です。
ある晴れた日、うさぎたちはピクニックのために植物園に遊びにやってきます。
平穏なひと時を過ごすうさぎ達でしたが、突如「フィオレ」と名乗る男がやってきて、地球を滅ぼすというのです。
このフィオレという男、実は幼いころに衛と出会っていた人物でした。衛は幼いころに交通事故に遭い、入院をしていました。そんなとき、彼の前にフィオレがやってきたのです。フィオレは別れ際に、衛に花を差し出し、永遠の友情を誓います。
しかし衛と別れてから、フィオレの心は悪魔の花「キセニアン」によって支配されていました。キセニアンは弱い心に憑りついて、憎しみの心を増幅させる悪い花の妖怪。その憎しみを使い、地球を滅ぼそうとしているのです。
一緒に地球を滅ぼそうというフィオレ。衛は過去の友情を思い出しフィオレを説得するのですが、聴く耳を持ちません。
衛との友情にヒビが入ってしまった原因が、セーラームーンであると考えたフィオレは、セーラームーンを倒そうとしますが、それを庇い衛が倒れます。そして衛はそのままフィオレに拉致されてしまうのです。
衛を助けたいセーラームーンたちは、フィオレ・そしてフィオレに憑りつくキセニアンを倒すため、キセニアンの本拠地であある、小惑星に向かいます。
- フィオレに拉致されてしまう
セーラームーンのヒロインはやっぱりタキシード仮面!

いかがでしたでしょうか??
こうしてシリーズを振り返ってみると、 セーラームーンを守るというよりは、地場衛を守っているセーラー戦士たちという感じに見えますよね(笑)
ぜひ、ヒロインのようにさらわれ・洗脳されてしまう「まもちゃん」という視点でセーラームーンを楽しんでみてください♡笑



